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平尾誠二氏と規律と自由 

まさか、平尾氏が亡くなるとは…。いや、驚きです。



で、こちらの動画で元ラグビー日本代表の松尾氏が語っている「セオリー」と「個人の判断」についての下りは頷けるところが多いですね。
これは個人的にはサッカーでも同様のところはあると思っていて、要はセオリー(戦術)と個人技は両方必要であると思っていて、
局面局面でそのどちらを行うかの判断力が大切であると、ここ数年切に感じてます。

まぁ、戦術的にセオリーの割合が多くなる戦い方もあるとは思いますが、あまりにそれを重視すると判断力を超越した「空気」に支配される傾向があるのはこれまでの様々な歴史から学びたいところです。

日本人は一つの目標が設定されたときには一致団結して立ち向かう強さを発揮しますが、逆にその強さゆえ、設定した目標自体を揺るがすような意見は徹底的に排除するような特性を持っています。
引用元



平尾氏のご冥福をお祈りします。
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Posted on 2016/10/23 Sun. 14:03 [edit]

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ラグビーW杯「スコットランド代表対日本代表」感想文 もっとストイックさが必要かなと 

 ラグビーって、ある意味ストイックなスポーツだと思うわけです。いわゆる「我慢比べ」的な要素が勝敗を左右するケースって多いのかなと。で、トライやボール回しなど華やかな部分にスポットライトがいくけど、大試合で重要なのは実は「ミスをしない」「タックルをしっかりする」「ファウルをしない」などなど地味なところというか手堅いプレイをしっかりできるかというところにあると思っております。特に強豪相手の場合は。

で、この試合では、残念ながら日本代表はそれができてなかった。感じなところでミスをしてしまったり、タックルができなかったりしたのが痛かったなぁと。まぁ、「コンデョションが~」とか「南アに勝って気が緩んだ」とかエクスキューズはいろいろあると思うんですが、ただ、あえて言わせてもらうと、そういう敗戦の弁は、これまでのラグビー日本代表でも同様にあったと思うわけで。この試合限定で言わせてもらいますと、「ああ、なんだ、いつものラグビー日本代表と同じね」って感じでしたね。ぶっちゃけて言わせていただくと。まぁチームの核となる外人さんが怪我でいなくなっちゃたのは痛かったかもしれないけど、そういった選手層も踏まえて実力ですからね。

 というわけで、改めてこの試合の敗因を分析すると「ミスが多かった&手堅い試合運びという戦術を持ち合わせてなかった」ところが大きかったのかなと。スコットランドが強かったというのが大前提としてあるとは思うのですが、もう少し手堅い試合運びができていれば「ミスを少なくできた」気はするんですよね。手堅い試合とは要は「無理してパスをつながない」的な感じとでもいいましょうか。まぁ、日本代表の強みは「NOT手堅い試合」というか「奇襲」であり、それしか方法論がなかったのかもしれないけど、南アに勝ったあとだけに残念な敗戦でした。簡単に言えば、南アには通用したその戦術が、この試合では裏目に出てしまったというか「通じなかった」ということなのかなと。つまり、大物に勝つ可能性はあるけど、ミスで自滅する可能性もあるラグビーが日本代表の戦術みたいな感じ? 適当に言ってますが。

 というか、それよりも守備が酷かったのは残念でしたね。正直、スコットランドの攻撃はそれほど鋭かった印象はないんで、やりようによっては、もう少し止めることはできた気はするんですが…、これもやっぱ選手層の問題なんでしょうか? やっぱ日本が勝つにはロースコアな戦いに持っていかないと厳しい気はしますんで、そう考えると南アに勝った時と同様に失点は20点台に抑えないと強豪相手に勝つのは厳しいのではないでしょうか。まぁ、今後の試合では対戦相手によっては、もっと派手な点の取り合いでも勝機はあるのかもしれませんが…。

 ちなみに、日本テレビで見ていたんだけど、あの「精神論を強調した実況&解説」は個人的には好きではないなぁ。もちろん、ラグビーにはそういう要素が大事なのはわかるんだけど、もうちょい戦術面や技術面をクローズアップした解説や実況があってもいい気はしました。たとえば日本代表の攻撃の生命線はラックの形成にあった気がしたんですが、スコットランドの守備陣がそれをどうしのいでいたのか、しのいでいなかった(ファウルプレイ)とか、日本代表の攻撃時のミスとスコットランドの守備についてとかの分析などはしてほしかったです。

 とりあえずは、こんなところで。あ、たぶん、もう今後は、今回のラグビーW杯は試合見ないです。十分に堪能できました。どうもありがとう、ラグビー日本代表。今後もがんばってね。

Posted on 2015/09/24 Thu. 01:50 [edit]

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ラグビー日本代表の歴史的勝利について便乗 

南アに勝って人気の日本代表ラグビーに便乗させていただきます。って試合をちゃんと見てないのですが、想像するに以下の記事あたりに勝てた要因がある気がしてます。「ペナルティ狙わないでトライを取りにいった」ことは、もちろん直接的な勝因なんでしょうが、それを可能にしたのは「セットピース」と「ディフェンス」が機能していたからなのかなと。

世界的名将は、攻撃ラグビーを信条とするも、スクラムの要であるフッカー出身で「攻撃に柔軟性をもたらす」と、その重要性は重々承知。そのため2012年4月の就任後、初練習でもスクラムに取り組んだ。「世界と戦うためには(成功率)90%の(スクラムとラインアウトといった)セットピースが必要です」引用元

また、ただ闇雲に前に出るだけでなく、リーコーチは、前に出るディフェンスと、流れるディフェンスを使う状況を細かく設定。タッチラインから見て、相手の攻撃ラインと人数が合っている場合は積極的に前に出る。相手のアタックラインと人数が合わない場合や、相手が早くパスをした場合は、斜めに流れるドリフトディフェンスで人数を同じに、または数的有利な状況を作り出す。接点の近場では、前に出すぎず、少しゲインラインを切られても、次のディフェンスを早くセットすることを意識している。使い分けと選手間のコミュニケーションが欠かせない。引用元

個人的にはここ10年以上ラグビーをきちんと見てないので詳しいことは書けませんが、岡田元サッカー日本代表時代に注目された「接近、展開、連続とかで日本人の特性を生かす」的な理論よりも、上記で引用したような「自分たちのスタイルの追及だけでなく、対戦相手を想定した戦術」をしっかりと行ったことが、大舞台での勝利につながった理由と考えたいところです。って、まぁ、このあとの試合が、はたしてすべてうまくいくのは怪しい気もしてますが、何はともあれ歴史的勝利が今後、日本全体にどのような影響力を持つのか気になるところですね。

Posted on 2015/09/22 Tue. 17:59 [edit]

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上田昭夫氏と慶応ラグビーの思い出 

上田昭夫氏が亡くなったとのことで、氏が監督をしていた当時の大学ラグビーについての思い出を。

1985年度に慶大が日本選手権でトヨタ自動車を破り日本一になった時の主将だった中野忠幸さん(51)は「練習は厳しかったが根性論ではなく、ウエートトレーニングなどを重視して実戦的な練習を取り入れた戦術家だった。明るく、選手の気持ちを盛り上げるのも上手な方だった」と振り返った。上田さんは当時、トヨタ自動車で働きながら指導していたため、練習メニューを毎日、合宿所のファクスに送ってきたといい、「仕事で来られない日は会社に呼ばれて夕食を食べながら指導を受けた。本当に残念」と惜しんだ。引用元

1980年代。確か当時はサッカーよりも大学ラグビーを好んで見ていた記憶がある。早稲田大好きの親父の影響もあって、テレビではもちろん、秩父宮ラグビー場まで行って大学ラグビーを観戦していた。もちろん、早稲田の試合を中心に。当時は「バックスの早稲田、フォワードの明治」的な戦術的な風潮があって、素人目にわかりやすい戦術がバックスを多用した早稲田の展開ラグビーだった。それに、はまった。まぁ、親父が明治ファンだったら、違った視点だったのかもしれないけどね。で、そんな少しばかりラグビーが面白くなっていたころに、僕の前に登場したのが上田昭夫氏が監督となった慶応のラグビーだった。

 「バックスの早稲田、フォワードの明治」と先ほど書いたが、慶応のラグビーといえばハイパント戦術。厳密に言えば違うと思うが、素人的にはそんな区分だった。ハイパントって、知らない? 了解。ラグビーというのは前にボールを投げると反則となるが、キックで前に蹴るのはOKというルールがあり、ハイパント戦術とはボールを前方に高く蹴り上げて落下地点で相手よりも早くボールをつかむ、または相手がボールを獲ったらタックルでつぶすというような戦術だ。かなりざっくりと言えばだけど、要はボールを高く蹴って敵陣に突っ込んでマイボールにして攻めるという戦術。って、これ正しく言えば上田氏が監督になる前から慶応のラグビーでよく使われており、その時も弱くはなかったと思っているんだけど、チームが強くなったのは上田氏が監督になってからと言えるだろう。なぜに強くなったのか? その理由は、上の引用で書かれているように根性論から脱却したから? 戦術家だったから?
 その答えはわからないんだけど、今改めて思い返してみると、その答えは「守備力の強化」にあった気がしている。ラグビーで守備といえば、タックルが思い浮かぶけど、そんな個人の守備力にプラスして組織での守備力がずば抜けていたのが上田氏が監督していころの慶応ラグビーのイメージだ。さっき書いた「バックスの早稲田とか、フォワードの明治」とかって、要はサッカーでいうところの「ボールをポゼッションしているとき」の戦術なわけでして、いわゆる「ゾーンディフェンス」的な組織的な守備ってのはあまりクローズアップされてなかったんですよね。

 少なくとも当時の私は、そんな感じだった。守備のことよりも攻撃のことが重要。「自分たちのサッカー」的な「自分たちのラグビー」ができるかどうかが全てであり、極端に言えば相手を研究して、相手の攻撃を抑える、相手の弱点を突くといったゲーム思想はあまりなかった。つまり、相手のデータも調べなければ、自分たちの利点もよくわかっちゃいない。まさに、それこそ根性論。

 そんな根性論から一歩進んで、自分たちはもちろん相手を研究してラグビーを戦っていたのが上田氏率いる慶応だった。まぁ、これはあくまで素人的な発想ですし、ラグビーは戦術だけで勝てるスポーツではないんだけど。「バックスの展開が」とか「FWのスクラムが」とかいう戦術と比べ、「守備で勝つ」という戦術のほうが地味だけど、今思えば、そこに説得力はあった。

 特に戦力が劣るチームが勝つためには「攻撃力」よりも「守備力」というほうが理に適っているのは確かだ。もちろん、上田氏の慶応以外のチームだって守備を疎かにはしてなかったんでしょうけどね。

 と、ここまで書いてなんですが、ここで書いていることはかなり適当だ。正しいかどうかはわらないが、確かなのは上田氏が監督していたことの慶応ラグビーは素晴らしかったというイメージが私にはあるということだ。

 もちろん、20年前くらいのフランス代表のシャンパンラグビーのが美しいし、オールブラックスやオーストラリアや南アフリカのほうが守備が素晴らしいんでしょうが、「ラグビーは基本はタックルだ。フランカー万歳」というラグビーの本当のおもしろさを僕に教えてくれたのは上田氏の慶応だったと言えるだろう。

氏のご冥福をお祈りいたします。 


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Posted on 2015/07/25 Sat. 03:21 [edit]

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