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ノーサレンダーとグッド・ガイ人形 

ブルース・スプリングスティーンの「ボーン・イン・ザ・USA」がリリースされたのは1984年。
正直、その当時はこの作品の本質なんてまったく理解できたなかった。
なぜなら、これは、おっさん向けの作品だからだ。

ロックンロールは本来、ガキのための音楽だと思うんだけど、少年の心を持ったおっさんのための音楽でもあるのだとブルース・スプリングスティーンはその当時からわかっていたのだろう。

って、まぁ、等身大の自分で歌っていただけなんだろうけど。

で、おっさんになって改めて「ノーサレンダー」や「ボビージーン」あたりを聞くと、ふつうに聞ける。

ただ、いい歌なのは間違いなんだけど、微妙に時代のずれみたいなものも感じる。

そうだよな。これは1980年代ではなく1970年代の歌なんだな。


先日、すごく昔のホラー映画「チャイルドプレイ」を借りてみた。
この作品からは、1980年代の香りと1970年代の香りの両方がした。
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Posted on 2014/04/30 Wed. 02:52 [edit]

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プレミア「リバプール対チェルシー」感想文  ノーガード戦法でもすればよかったのかい? 

 このリヴァプール対チェルシーという今シーズン最大の大一番は、世界中のサッカーファンがキックオフの笛を待ち望み、胸を高鳴らせて観戦した一戦だった。

 しかし、ジョゼ・モウリーニョという男は、そんな“激戦必至の好カード”を見事に“つまらない試合”に変えてしまった。

引用元

 言うほど”つまらない試合”でもなかったと思うけどね。アウェーだし、CLの合間の試合だし、地力優勝の目もないし、主力選手も欠いたチェルシーなわけで、得意の「カウンター」で戦うのは別に理解できなくはないということ。まぁ、要はリバプールも「引いた相手からゴールする」のは簡単ではないということなんでしょう。どのチームも簡単ではない? じゃ、禁止にしますか、「引いて守る」ことを。まぁ、サッカーをサロンフットボールにしたい人たちも多いと聞きますから、そういう人たちにとっては、「フィジカルコンタクト禁止で、守備禁止」が理想なんでしょう。


 そういえば、ちばてつやの漫画で「あしたのジョー」というボクシングマンガがあったんだけど、主人公の矢吹丈が得意としていた戦法が「ノーガード戦法」。両手を下げて相手に攻撃させて、カウンターを狙うという戦い方です。で、確か、対戦相手の選手でそのカウンターを警戒して、矢吹丈と同じく「ノーガード戦法」で戦った選手がいたんですよ。確か。お互いがノーガードで、手も出さずににらめっこ状態。各ラウンド、ただただ”にらめっこ”。


たとえば、リバプールがこの試合で攻めてこないで「お互いカウンター狙いの引いたゾーン」で戦ったら、さぞかし世界最高のつまらない試合となれたんですけどね。ベニテスがリバプールの監督のときは、それと似たような展開になって、モウリーニョが根負けして敗戦した試合も多々あったんですが、ロジャーズはそこまでの策士ではなかったということか。


まぁ、何度も言うけどスアレス相手にはスペース消すのが一番の守備戦術なわけで、ラインを低くして裏とられないような守備するのは基本だよね。ジェラードのミドルが怖かったけど、リバプールの攻撃がもうひと工夫が足りない感じで助かりました。

チェルシーのMVPはカラスとイバノビッチ。集中力切らすことなく、いい守備していたのは評価。あと、ウィリアンの運動量にも乾杯したい気分だ。シュオーツアーもよかったし、ランパードもすばらしかった。

彼は最高の副将だ。

 


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Posted on 2014/04/29 Tue. 03:14 [edit]

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若林源三は80年代の申し子だろう(はずさ) 

1980年代とは何だったのか。その答えを出すのはまだ早いのかもしれないけど、最近、よく「1980年代に育った同士」と出会うことが多い。

ハードロックとアイドルとサッカーとマンガとゲーム。

あと、何かありましたっけ?

最初に買ったパソコンは、確かマックのパフォーマー530だったかな。当時、30万くらいした記憶がある。ビジョンというソフトも買って、かっこつけて音楽制作だ~と意気込んだものの、まったく使いこなせなかった。そもそも作曲する能力もないし、パクるセンスもなかった。

水島新司と、ちばてつやが好きだった。もちろんジャンプ世代ではあるし、藤子不二雄も好きなんだけど、スポーツマンガ好きなら、やはりこの2人だ。ちばあきおも好きだけどね。

キャプテン翼も当時はまったけど、今、改めて読みたいとは思わない。ストーリーが薄っぺらすぎるんだよね。

ただ、若林源三にアディダスの帽子を被らせたことは、非常にインパクトがあった。電通さんと博報堂さん、ありがとう。



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Posted on 2014/04/26 Sat. 22:22 [edit]

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かつて、プリンスして知られたアーティスト 

その昔、ミュージシャンのプリンスが活動ネームを変えたことがありました。変更後の名前は、確か”シンボルマーク”とか、”かつて、プリンスとして知られたアーティスト”とかだったでしたっけ? 正直、個人的には、そのよくわからないネーミングは好みではなかった。キャッチーじゃないし、かっこよくないなと。

で、名前が違うだけで、なんか、作品も印象が悪く感じたりして。

それは気のせいだと思うけど、いいたいことはネーミングって結構大切ですよねってこと。で、このインターネットでソーシャルな時代においても、それは同様なのかなと。特に日本は、ハンドルネームを使う人がそれなりに多いわけで、そこでのセンスって、実は重要だったりする。

まぁ、私自身のハンドルネームが酷いんで、自戒の意味を込めてってことなんですけどね。

昔は寄生獣のミギーみたいに「名前なんて、なんだっていい」派だったんですが、今いろいろと振り返ると、実は重要だったのかな的な、よくある話です。



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Posted on 2014/04/26 Sat. 21:27 [edit]

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リバプールとの大一番は若手起用でもいいんだけど… 

 明日のリバプール戦。怪我人やCLを考慮し、DF陣がアンドレアス・クリステンセン、トーマス・カラス、ナタン・アケという、今季ほとんど1軍で試合に出たことがない若手になると予想しているメディアがあるとか。

「大一番なのに、若手を使うなんて、けっしからん」的な論調もあるようですが、まぁ、しょうがないですよね。選手がいないのなら、別に若手でもいいのかと。

 ただ、ひとつ言っておきたいのが、それらの抜擢する若手に関して、モウリーニョ的には長期的に育てていくというビジョンがあるのですか? ということ。

 長期的もくそもなく、ほか選手がいないから”彼ら”なんだ、と言われてしまえば、ああ、そうですかとしか言えないんですが。個人的には、どうせ抜擢するなら、チェルシーの将来を背負うような”未来もチェルシーに存在する”選手を起用してもらいたいんですよね。だって、この試合だけ出て、来季はリバプールへ移籍とかいう選手がいたとするなら、なんか、もったいないじゃないですか。

 まぁ、移籍市場は予想できないですし、結果としてそうなってしまう場合もあるとは思うけど、第2次モウリーニョ政権下で期待しているのは「テリーやランパードみたな生え抜き的な選手」が育つことだと思うんです。

 もちろん、金に物を言わせてビックネームを獲得することも大事ですよ。

 ただ、そんな選手ばかりだと、やっぱチーム力が安定しないと思うんですよね。今のチェルシーだって、テリーやランパードという軸となる選手がいたから、ここまで安定して結果を出せていると思うんで、彼らの後釜的な選手が出てきてほしいというのは、多くのチェルシーファンの希望であるはず。

 まぁ、アザールとかオスカルが「次のチェルシーのリーダー」であっても全然いいのですが、正直、彼らが未来永劫チェルシーに在籍するかといわれると「?」だったりするんですよね。



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Posted on 2014/04/26 Sat. 20:58 [edit]

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欧州CL「アトレチコマドリー対チェルシー」ファーストレグ感想文 

想定通りの、ゼロゼロエンパテのドローでした。
ミケルとダビドルイスとランパードの3ボランチに、ラミレスをサイドで起用という守備重視の布陣が期待に応えた感じといえるんでしょう。

開始早々、GKチェフが負傷してしまういうアクシデントがありましたが、代わりに入ったのはマーク・シュウォツァーが見事なパフォーマンスを披露。
久々にサイドバックに入って好パフォーマンスを見せてくれたアシュリーコールともども、さすが頼りになるベテランという感じでした。

この試合のMVPを上げるとすれば、彼らになるんでしょう。

また、FWには古巣との対戦となるトーレスが出場。ゴールはできなかったけど、パフォーマンス的には悪くはなかったかな。


というわけでモウリーニョ采配的中という感じでしたが、個人的には普段からもっとローテーションを採用すべきと改めて感じました。今回はシュウォツァーとアシュリーががんばったけど、彼らにもっと出場機会を与えるべきです。ジーコジャパンを支持していた私なんで、メンバーを固定することのメリットもわかるんですが、直前に行われたサンダーランド戦の布陣や、この試合の布陣をみると、どうも「付け焼刃」感が漂うんですよね。

もう引退してしまったけど、それこそ万年便利屋のパウロフェレイラみたいな選手を囲っておくことは今のチェルシーでは難しいわけで。なので、選手層を厚くするには、やはりもっとローテーションしていろいろな選手を起用する必要があると思うんですよね。ラニエリみたいに固定できないことも悪い影響は多々あると思いますが、最終ラインとGKは固定し過ぎかなと。

アシュリーコールが来季チェルシーに残るかわかりませんが、たとえ彼が抜けて新しい選手が入ったとしても、試合に出れないとなるとチームに定着することは難しくなると思うわけで。で、そうなるとシーズン終盤の過密日程を乗りきることが難しくなると思うんです。FWの補強と合わせて、ぜひ検討していただきたい。


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Posted on 2014/04/24 Thu. 03:22 [edit]

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プレミア「サンダーランド対チェルシー」感想文 

格下相手に3敗しちゃ、優勝なんて無理です。要は引いた相手からゴールできなかったと、それだけでしょう。まぁ、あとCLとリバプール戦を控えていて、目先の試合よりもそちらのほうが気になってしまった的な、メンタルの問題もあったのかな。
 とりあえずは、そんなところで。

Posted on 2014/04/20 Sun. 03:33 [edit]

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プレミア「スウォンジー対チェルシー」感想文 ほか 

■チェルシー

まず、スウォンジー戦から。残念ながら、やはり下位チーム相手には苦しむんですよね。相手に引かれた場合の攻撃が、どうにもうまくいかない。まぁ、どんなチームだって引かれた相手を崩すのは難しいんだろうけど、ドリブル突破やフィジカルでのゴリ押しといった「個の力」が必要なのかなと。そういう意味ではデンバ・バというキャラには期待大なんだけど、どうにもプレイに鋭さや抜け目のなさみたいなものが足りないんだよね。まぁ、それが彼のいいところでもあるだけど、スアレスみたいなダーティさや、エトーのような抜け目なさ、ドログバのようなハングリーさのどれかがほしいところ。とはいえ、この試合で決勝ゴール決めたし、良しとしますか。


 あと、チェルシーの最終ラインですが、ご存知のようにほぼ「イバノビッチ、ケーヒル、テリー、アスクリピエタ」で固定です。守備面から考えると、この面子はかなりベストに近いです。ここにフィジカル強いマティッチ、ランパード、ダビドルイスあたりをボランチで起用するんですから、相手にとってはかなり戦いにくいことでしょう。ただ、何度も言うように攻撃面から考えると、この最終ラインとボランチはそれほどでもないんですよね。まぁ勝率から逆算すると、守備で計算できるほうがいいわけで。それで問題ないんだけど、格下相手には「オーバーディフェンス(守備的すぎる)」戦いになる場合が多いということ。

なので、今後の理想を言えば「個に長けたゴールゲッター」と「格下相手で使える攻撃的サイドバック」の補強がほしいところ。ちなみにバイエルンのラームはいいサイドバックだけど、果たしてモウリーニョが彼を重宝するかは微妙。まぁイバノを逆サイドで起用して、3人のCBプラス、運動量豊富な1人の法則が守られるなら、ありなんでしょうけど。

にしてもスウォンジーはつまらないチームになってしまって残念。なんでラウドルップ変えちゃったのか。


■リバプール

ジェラードの涙は確かに感動した。昨年 ロジャースが監督に就任して、なんか楽しそうにプレイしているなぁと感じていたんだけど、ケニーダルグリッシュのクソ監督から解放されて幸せだったということなんでしょうね。それはスアレスも同様。モウリーニョとバロテッリの関係もそうでしたが、悪童だってちゃんとした指導者のもとなら輝けるんですよ。ムトゥとケズマンは除くけど。


ただ、正直、ロジャースのチームが、こんなにすぐ優勝に加わることになるとは思ってませんでした。モイーズとスパーズのおかげなんでしょうが、ロジャーズがジェラードを中心のままチームを再構築させたことが一番大きかったのは事実。そのマネージメント力はモウリーニョやファーガソンに近いのかもしれない。ただ、この試合で一度シティに追いつかれたことからもわかるようにまだ、チームには付け入るスキや問題点はある。各チーム、そこを的確に突きたいところなんですけどね。


■アトレティコマドリー

シメオネ監督って、ルシファーみたいだな。



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Posted on 2014/04/15 Tue. 02:50 [edit]

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欧州CL決勝トーナメント2ndレグ「パリSG対チェルシー」感想文 勝者のなんちゃらとユダ 

今回は、ルーファスとチャカカーン氏の2人のトーク形式でお届けする。


チャカカーン:やりました。

ルーファス:勝っちゃいましたね。

チャカカーン:勝者のメンタリティ健在という感じの見事な勝利でしたが、勝因はなんだったと思います?

ルーファス:アザールの交代。なーんて、嘘。まぁ今のチェルシーの攻撃陣ですと、2点以上挙げるのは無理だったと思うんです。なので、失点しなかったことがポイントだった気はしますね。もちろん、2ゴール挙げれたことは素晴らしいし、それができなきゃ敗退だったんですけどね。そう考えると、シュールレかな。やっぱMVPは。

チャカカーン:ゴール挙げたのが、シュールレとバという、控え的な選手だったというのもおもしろい。

ルーファス:ここで再度、アザールの途中交代について、触れていいですか? 怪我なのでしょうがないんですけど、なんかひっかかる交代の仕方でした。相手のパリへの移籍も噂されているわけで、「もしかして、意図的に代わった?」とか勘ぐっちゃったりもできるんですよね。プレイに覇気がなかったですし、やる気は全く感じられなかった。心配です。

チャカカーン:彼に移籍されちゃうと、いろいろ困るんですけどね。まぁ、そうなったら弟さんにがんばってもらうしかないんだけど、チェルシーファンが期待する将来のエースなんで、残ってほしいです。まぁ、このチームが嫌いなら、とっとと去ってほしいけど。とっとね。

ルーファス:代わりに入ったシュールレですが、逆にやる気が伝わってきて好感もてましたよね。1点目のゴールは落ち着いていましたし、年が明けてから、シュートがうまくなった気はします。ホントよく、ふかさないで決めたなと。あのゴールで流れが変わった感じでしたし、大きなゴールでした。


チャカカーン:2点目のバのゴールは?


ルーファス:あれも気持ちというか執念で決めた感じですよね。チェルシーはやっぱ気持ちでプレイしないと勝てないチームなんだなと、改めて感じました。で、モウリーニョはそういうチームの士気を上げるのに長けているなぁと。モウリーニョでいえば、後半、比較的早い時間にバを投入した采配は見事でした。アンチェロッティだったら絶対に75分くらまで投入しなくて、後手に回って、相手チームに流れが行っていた気がするし。

チャカカーン:モウリーニョ采配もよかったですよね。

ルーファス:デンバ・バの投入、トーレスの投入のタイミングは抜群でした。ちょっと早いくらいの交代策のが、こういう試合だと効果的なんです。さすがモウリーニョでした。こういう試合をものにするには「運」という要素も大切になるわけですが、それを引き寄せる采配ができるのがすばらしいんです。エトーの復帰も大きかったですが、選手のメンタルと戦術が合致した、チェルシーらしい勝利だったといえるんじゃないですかね。

チャカカーン:ズラタンの不在も、チェルシー的にはおいしかったです。冒頭でも言いましたが、パリに1点でもとられていたらアウトだったと思うので、攻撃のキーマンが不在というのは助かりました。

ルーファス:あとダビド・ルイスとランパードというボランチがカギを握っていたと思うんですが、ズラタン不在で比較的攻撃に比重をおけたのもよかったんですかね。

チャカカーン:なんか、久々にドキドキしながら試合をみていたんですが、ほんと楽しかったなぁ。

ルーファス:改めてチェルシーに惚れ治したなんて人も多かったのではないでしょうか。


チャカカーン:次もがんばろう。



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Posted on 2014/04/11 Fri. 01:47 [edit]

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欧州CL決勝トーナメント「パリSG対チェルシー」感想文 戦術とポテンシャル 

3失点はいただけないが、パリSGの攻撃陣の実力を考慮すれば仕方がないところ。一番注意すべきラベッシにやられてしまったのは残念だし、もう少しラベッシ対策を施してもよかった気もするが、そこまでは手が回らなかった感じなんでしょう。まぁアウェイゴールが取れたことは間違いなくポジティブな要素だし、この点差なら、まだセカンドレグで逆転することだって不可能ではないと思っている。期待したい。


内容についてだが、この試合、モウリーニョはワントップにシュールレ、ボランチにダビドルイスを起用。簡単に言えば「ゼロトップ&アンカーにセンターバック起用」という奇策で臨んだ。モウリーニョ・サッカーという視点から考えれば奇策でなくセオリー通りの布陣といえるのかもしないが、正直、それほど効果的ではなかった気がしている。

まず、シュールレ起用に関してだが、その狙いは何だったのだろう。チェルシーがカウンターに特化した布陣にすることで、パリDF陣の最終ラインを「深く」引き下げたかったのか。それともパリがふつうに攻撃的に戦うと想定し、単純にその裏のスペースを狙うために彼を起用したのか。

結果からいうと、シュールレのワントップはほとんど活かせてなかった。パリDF陣がそれほどアホでなかったということもあるんでしょうが、スペースをあまり与えてもらなかったのは痛かったし、そもそもシュールレ自身が何をしていいのかわからず迷っていた感じに見えた。トーレスを起用しても状況は変わらなかったかもしれないが、この試合に関していえば「シュールレ起用」による戦術特化型な戦い方が攻撃のポテンシャルを下げてしまったようにも感じた。それは、ダビドルイス起用にしても同様だった。

モウリーニョらしい「相手の長所を消す」戦いのため布陣は、それがはまれば効果的だ。だが、逆に相手にそれを利用され無力化されると、手も足も出なくなってしまうという弱点がある。残念ながら、今回はその弱点が露呈してしまった恰好といえるのではないだろうか。

モウリーニョはアスクリピエタのような「忠実な戦術実行マシーン」的な選手を好む。もっといえば、モウリーニョのサッカーにはそういう選手が必要であるのは、今さら説明する必要もないところだ。ただし、これまた皆さんがご存知のように、モウリーニョは一方で攻撃に関しては「戦術よりも選手のポテンシャルを活かす」やり方だって採用している。もちろん、守備のタスクは課すが、攻撃のイメージや判断は最終的には選手個々の力量に任せるしかないからだ。

そして、そのポテンシャルから考えると、ワントップとしての「攻撃のイメージや判断の力量」においては、トーレスとシュールレではトーレスのが上だ。また、それは、ボランチとしての「ダビドルイス」も同様。彼は基本センターバックの人間で、そのポジションについては経験やうんちくはあるが、ボランチは本職ではないのだ。

もちろん、シュールレもルイスも複数のポジションをこなせる力はあるし、戦術がはまれば、それぞれワントップやボランチで活きるのは間違えない。戦術によっては本職でプレイさせるよりも効果的なことだってあるのも、これまでの何試合かで実証ずみだ。なので、この大一番で、モウリーニョがそれを行ったのだって、理解できる。間違いでは、ない。ただし、何度も言うように、その戦術特化型な戦いは「諸刃の剣」という側面があるということなのだ。そのことが、この試合で再確認できたということだ。

まぁ、今のチェルシーFWはモウリーニョが全てを託せるレベルではないということもあって、「戦術特化」で戦うという選択肢を選んだんでしょうが、ゴールが必要なセカンドレグでは、また違った戦い方をすることになるハズ。そのあたりを踏まえて期待したい。


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Posted on 2014/04/06 Sun. 16:55 [edit]

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2014-04