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サッカー選手に広告代理店は必要か? または運動会は永遠の理想郷 

「自立して判断し、動かなければ世界では勝てない。そんなメッセージを中田は伝えたかったのだろうが、
稲本ら黄金世代は年下ということもあり、対等なコミュニケーションが成り立たなかった。中田の激しい口調に温度差を感じた選手もいたでしょうが、両者の懸け橋となるような存在が見当たらなかったことも不幸でした」

 要は、強烈な個を受け入れる素地が未成熟だったわけだ。では、ザックジャパンはどうか。23人のメンバーのうち、過半数の12人は海外組。海外の強豪クラブは“我”の強い選手の集団だ。本田の「自己主張」も、今のメンバーにとって違和感は小さいだろう。
引用元

 本戦が近づくと、こういう話題が出てくるのもおもしろい。まず、ありきたりなリーダー論的な思考から考えれば、単に中田英寿がリーダーとしては失格だっただけということなんでしょう。もちろん向き不向きがあるんで、別にそれは中田英寿が悪いわけではないと思うんだけど、それを管理すべきジーコが組織論をわかってなかったということなのかな。ジーコは兄弟愛や地元愛の人だし、それはそれでいいのかもしれないけど。日本代表を運営するなら、もうちょいベンチャー企業的な精神でチームを創るという方法論でよかったのではないか。たとえば住友金属と同じやり方とか。

で、「ベンチャー企業的な精神」という視点から考えると、実は中田英寿のほうがそれを実践していたんだと思う。といっても、
それは日本代表や日本サッカー界という事業ではなくて、目玉焼き事務所に所属するタレントというかプロデューサーとしてなんだけど。

今考えればすぐにピンとくるけど、ペルージャでの成功は目玉焼き事務所の後援がなければありえなかったわけだし、そもそも、サッカー選手としての大半を目玉焼き事務所のお世話になっているわけで。まぁ、そこの絆が絶対なのは確かですよね。当時は、サッカー選手を引退した後は目玉焼き事務所も踏まえて「引退する」という幻想を夢見ている人も多かったのかもしれないけど、まぁ、普通に考えればその可能性はゼロだったわけで。サッカークラブを移籍するのと同じ感覚で、サッカー界からの移籍先を探していたということなんでしょう。たぶん、ドイツW杯の本選ではもうそういう気持ちだったと思われるので、そこが周囲の選手と合わなかった一番の理由なんじゃないかと考えてます。当然、本人たちは否定すると思うけど。


今年のリバプールのジェラードを見て思ったのは、本物・本気とわかれば人はついてくるってことでした。もちろんジェラードの人徳というのもあるんだろうけど、ぶっちゃけ中田英寿を中心に「ジーコじゃダメ」派閥を作って、川渕に直訴すれば、監督を代えることだって不可能ではなかったと思うんです。当時のヒデメール(懐かしい)とかには、どう考えてもアンチジーコ的な思想をほのめかしていたわけだし、中田のやりたいスタイルとジーコのそれは違っていたのは明らか。

ただ、かといって中村俊輔や小野、柳沢、宮本らと一枚岩だったのかと考えると、それも非常に怪しいわけで。結局、中田英寿党を日本サッカー界に作れなかったことが、諸悪の根源だった気がしてます。故松田選手はサポートしてくれたんだろうけど。

思えば、アトランタオリンピックのときも異端だったわけだし、ある意味、異端であるからこそ、当時の日本サッカー界で光っていたところもあったんでしょう。要は「自分さえスカウトの目に止まればいい。代表の勝ち負けよりも、そこが大事だ」というメンタルが良くも悪くも当時の日本サッカー界の起爆剤となっていたのは、歴史の性みたいなものか。


そう考えると、今の日本代表が置かれている立場は、良くも悪くもそこまで「自分さえ目立てばよい」という雰囲気ではないのは、時代の変化というもの。そういう境地になれたのは、当時の中田英寿がガムシャラに道を開いたからであり、それを良しとする世論があったことは忘れてはならいないだろう。

日本代表サポーター論にまで話を踏み込むと、やはりヤンキー文化と運動会の精神というのは外せないと考える。ヤンキー文化については他の人にゆずるが、運動会の精神とは、つまり「参加すること、がんばることに意義がある」という学校教育と関連があるという考え方。もちろん、それはそれでいいのでしょうが、いつまでたっても「赤勝て、白勝て。でも負けてもしょうがない」にすべてが集約するのは、果たして正しいのかということだ。日本では学生から社会人になる際に、いろいろと勉強するわけですが、運動の応援に関しても本来「学生から社会人」的な変化があるべきだと思うんです。これは応援というよりも観戦術という方が正しいかもしれない。

まぁ、発散できて応援後に酒が飲めればいいという人が多いのかもしれないし、それでOK牧場なんだろうけど、杉山さんみたいにサッカー論で24時間語り明かしたいという硬派で知識人気取りのアホどもは、本当に必要ないのかい? といえば、けっしてそんなことはないだろうはずさとなるハズなんざます。

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Posted on 2014/05/30 Fri. 02:57 [edit]

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サッカー文化とワールドカップ 

スカパーって、確かワールドカップ本選の放映はしないと聞いていたんですが、出場国紹介の番組はやっているんですね。


で、クロアチアとメキシコの紹介番組を見たんだけど、なんか、ちょっと昔に日本代表が抱えていたような問題で苦しんでいたようで、おもしろいなと感じました(ちょい表現修正)。

クロアチアは監督がコバチ兄弟に変わったようで、それまで「攻撃過多」過ぎていた戦術を「攻守のバランス」を考えて、4-3-2-1にしたとか。まぁ、どこの国もそのバランスで苦しんでいるようですね。

メキシコは国内組と海外組のバランスで苦しんでいた模様。最後は国内クラブチームの監督が代表チームも兼任し、「国内組メインのチーム」でプレイオフを勝ち取ったとか。もっともプレイオフといっても、相手はニュージーランド。どんな面子でも楽勝だったんだろうけど。本選では海外組をそこに組み込むとか。オシム的だなぁ。

というわけで、日本代表が今抱えている問題はなんでしょうか? 攻守のバランス? 国内組と海外組? 現状、あからさまに、その2つの問題が健在化してないし、そもそも、すでにクリアした問題なのかもしれないけど、なんというか、問題が問題として認識できてないのが一番の問題な気がしてならない。

もちろん、問題がまったくない可能性だってあるんだけど、やっぱ目標があやふやであるのは、あまりいいことではない気がする。

ワールドカップを見だしたのは1982年のスペイン大会のころ。日本代表もトルシエくらいからは、それなりに追ってきた。

4年に一度の大会なので、その都度、意識をリセットして見る必要もあるんだろうけど、一方で昔から継続して比較し4年ごとの進化を見るという視点もある。ぶっちゃけ「初めてのワールドカップ観戦前にオフサイドルールを覚えよう」なんてレベルで観戦するわけではないんだし、「ロナウドすげぇ。メッシすげえ」なんてレベルでもないわけだ。

そういう人は、FIFAやサッカー協会からするとお客さんではないのかもしれないけど、いわゆるサッカーに文化なるものがあるのなら、私みたいな天邪鬼だって救済できるようなマインドやコミュニティがあってしかるべき。

なんというか、個人的に言わせてもらうと、やっぱ大会ごとに1年生に戻るというのは、ビジネス的な観点以外では必要ないと思うんです。

で、そこは本当ならオールドな死にぞこないのサポーターのみならず、日本代表の監督、選手、スタッフにも求めたいところ。

ちなみに元チェルシーでブラジル代表のダビドルイスは、今回の大会において「マラカナンの悲劇の仇を」とか、言っている。

バルボーザかわいそうだって。1950年の話ですよ。ダビドルイス、当時何歳だ?

ただ、そのルイスの考えは、あまり悪いことだとは思ってない。個人的には、そういう考え方や姿勢が文化であり、強さの秘訣であると感じている。


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Posted on 2014/05/28 Wed. 03:20 [edit]

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チャンピオンズリーグ決勝「レアルマドリー対アレティコマドリー」感想 

 レアルマドリーの戦力があるのに、アトレティコ的な戦術やるのは、やっぱ批判されるよなというのが、第一の感想だったりして(笑)。

まぁレアルマドリー並の戦力あるのに、それをわざわざ追い出して、アトレティコ並の戦力集め直して、そういうスタイルに切り替えるというやり方も当然ありなんでしょうけど、果たして、それが正しいのかってことだ。


あと、個人的にこの試合を見て気になったのが、トッテナムのサポーターはこの試合を見てどう感じたのかということかな。

モドリッチ、ベイルみたいなの、また育てて、レアルマドリード様に納めさせて頂きます。なのか、それとも
モドリッチ、ベイルを育てたのはうちなんで、近い将来、この舞台にスパーズも立てるハズだ。なのか。

あるいは、レアルマドリーよりもアトレティコでよくないかという発想の転換だ。

とうか普通に考えれば、スパーズはアトレティコマドリーを目指した方が、CLタイトル獲得が現実的じゃないですかという気がするのは、
私だけじゃないはずだ。

つまり、レアルマドリーに引き抜かれる選手を排出するようなスタイルよりも、レアルマドリーに選手を引き抜かれないようなチームで勝利を目指すというやり方である。

もっともアトレティコだって引き抜かれるような選手はいるわけだが、チャンピオンズリーグ出場権を逃したスパーズ出身の2名がCL優勝チームにいるという事実は、もっと考えるべきことはある要素であるように思えると言いたいわけです。


レアルマドリーは偉大なチームであるのは間違いないけど、別に必ずしもすべてのチームが彼らにスター選手を供給するための育成部門でなくたっていいはずだということ。

もっとも、レアルマドリーが獲得すべきスター選手を見つけられなくなったとしたら、それはサッカーの死を意味するものであると思うし、そういった意味では今回、レアルマドリーというスター軍団チームが優勝したことは、サッカーの寿命という観点から考えるとよかったのかもしれない。




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Posted on 2014/05/26 Mon. 00:39 [edit]

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ダビド・ルイス移籍で改めて考える、モウリーニョの問題点 

前にも書いたけど、モウリーニョのスタイルは「レギュラーと控え」という序列が明確なんですよね。
それは、良い面と悪い面の両方があるんだけど、悪い面はレギュラーから漏れてしまった選手のモチベーションが落ちるということ。

「控えになってしまった選手は、レギュラー獲得に向けてがんばるべき」と思う人がいるかもしれないけど、その控えになった理由が「自分の実力というか、どちらかというと監督のやりたいサッカーに合わないから」だと知ってしまうと、もうどうしょうもなかったりするんですよね。

 もちろん、数か月は監督に認められるようにがんばるんでしょうが(中には数年という選手もいるんでしょう)、他チームからよいオフォーが来れば「別に給料がいい以外でチェルシーじゃないといけない理由なんてどこにもないから、お金が変わらないなら移籍しよう」となるわけです。マタしかり、エシエンしかり、そして今回のルイスしかり。


 モウリーニョもベンチに置いとくのは申し訳なく感じているんでしょう。なので、レギューラーじゃない選手は基本、「移籍OK」と許可するんです。まぁ、その選手のことを考えれば、そのほうがいいわけですからね。


 ただ、忘れてならないのがモウリーニョが来る前は、ふつうに「マタもルイスもチームの中心的選手」であり、選手層もそんなには変わってないということ。

 つまり、モウリーニョが超少数精鋭な選手起用するんで、貴重な戦力が抜けて行っているという解釈です。これまた何度も書くけど、個人的にはベニテスのように「2チームを交互にローテーションする」くらいのやり方をするほうが、いいと思っていたりして、そのやり方ならマタもルイスもチェルシーから逃げ出すことはなかったんじゃないかな。


選手がみんな、マテラッティみたいな信者だと思ったら大間違いないんだよ。


もちろん、モウリーニョの監督の実力はわかっているし、基本、嫌いではないんだけど、本当にチェルシーで長期政権を担う
と考えているなら、もうそろそろ、そのあたり「囲える選手の数を増やす」方向へやり方をシフトすべきなんじゃないかな。

まぁ、ファイナンシャルフェアプレーを考慮していたり、若返りを考えてのチーム作りの真っ最中なのかもしれないけど、普通に考えて「マタとルイスをこのタイミングで放出」するなんて考えれらないわけですよ。

モウリーニョ以外がそれやったら、バッシングの嵐でしょう。どこかのアホなマスコミが「マタもルイスも購入した時より高く他のチームに売るなんて、なんて商売上手。しかも、いらない選手なんでしょ。パチパチ」とか書いているみたいだけど、そういう視点じゃないと思うんですよね。

チェルシーは金満チームなんだし。そこで儲けは考えてないはずなんだから。


もっともルイスはバルセロナみたいな「守備の文化がないチーム」のほうがお似合いだと思うし、そもそもチェルシーに来たのが不思議だったといえばその通りなんですけどね。一時期の「ライク・ア・バルセロナ計画」の余波なんだろうし、ケディラあたりを取れるならそのほうが全然いいのでしょうけど。


取ろうぜ、ケディラ。

あと、同様にGKでチェフとクルトワの2人を抱えるなんて絶対に無理ですから。控えGKに代表クラスの選手を抱えるなんて、それこそありないです。わかるだろ、そんなこと。新ためてここで書かなくても。



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Posted on 2014/05/24 Sat. 22:32 [edit]

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ぼくのザッケローニ日本代表に対する考え方 

まず私に課せられたノルマは、W杯に行くことと、日本のサッカー界を成長させること。夢に関しては、選手には具体的な目標を掲げたり、宣言するつもりはない。私が伝えたいのは、W杯の舞台に立って、自分たちのやりたいサッカー、自分たちのことを気にして、最善のことをして、相手のことを考え過ぎずに自分たちのサッカーに集中して勝利を目指そうと伝えたい。

当然対戦相手をリスペクトしないといけないが、おびえる必要はない。チーム全員が臆することなく、思いきりW杯で戦うことが大切だと思っている。基本コンセプトや戦術は選手に浸透している。細心の注意を払いたいのは最高のフィジカルコンディションでブラジルに入るということ。うちの調子が良くなかった時は、必ずコンディションにいくつかの問題を抱えていた。心配なのはコンディションのところだけで、選手たちのポテンシャルなどには最大の信頼を持っている。チームが私の求めるサッカーを達成するためには、フィジカルコンディションの状態によって左右されるので、そこをしっかりと整えていきたい。
引用元

なるほど、ノルマは「W杯で勝つこと」ではないのですか。まぁ、そんな雰囲気は感じていたのですが、ここでそれを告白されちゃうとなんかなぁと思う人も多いのではないでしょうか。というか、私はそう思いますし、やるなら勝ちにこだわってもらいたいです。4年前の岡田監督の仕事に関しては、わけわからないラグビー理論のころはまったく支持してないですが、W杯本戦での「勝ちにこだわるスタイル」自体は評価していますし、今回もそれを見習うべきであると思っていますので。


1998年フランス。カズと北澤落選。

2002年日本。中村俊輔落選。

2006年ドイツ。黄金の中盤と言われた中盤で、スタメンを勝ち取ったのは中村俊輔と中田英寿。

2010年南アフリカ。中村俊輔はメンバーに選らばれたもののベンチ。

 2006年のジーコはあまり当てはまらないかもしれないけど、これまでの日本代表は「理想と現実」でもがき続けて、W杯本選では勝つために現実路線という方向へ進んだ感じだったじゃないですか。まぁ中村俊輔落選やベンチは別に夢や理想の崩壊でもなんでもなかったのかもしれないけど、なんとなく「勝利のためのバランス」を考慮していた感じを醸し出していたと思うんですよね。アジアでなんとか勝って、世界と練習試合で負けて。さぁ、どうするべみたいな。

 今回だって、コンフェデで負けているわけで、ふつうならそれで「どうするべ」と考えるべきだと思うんですが、その答えが「自分たちのやりたいサッカー」やり続けますですから。問題はコンディションであり、戦術の問題でないと。

 でもって、その戦術は何かというと、「自分たちのやりたいサッカー」と表現されていて、いまいち、よくわかりません(笑)。

「自分たちのやりたいサッカー」の”自分たち”って誰のことって単純に思うし、それって「監督のやりたい」ってことの間違いじゃないんですかと、どうして誰も突っ込まないのだろうか。

 スタイルありきという点に関しては、まぁ ジーコとザッケローニは同じなのかもしれないけど、正直、ザッケローニのスタイルにそれほどシンパシーを感じてないというのが、なんとなく今回の代表チームに魅力を感じない理由なのなぁ。

 「イタリア人だけどイタリア人らしくないサッカー」と考えれば魅力的なのかもしれないけど、別に、日本代表がそれを完成できたところで、それほど感動もしないというのは言い過ぎ?

まぁ本田、香川、遠藤を中心としたスタイルは別に特殊でもなんでもないし、誰が監督でもあまりかわらないのかもしれないけど、逆に言うと「ザッケローニならではのスパイス風味」がもっと出るのかなと期待していたぶん肩すかしを食ったというのが、なんとなくつまらない理由なのかもしれません。

もちろん、本番で何かやってくれるかもしれませんし、それを期待したいんですけどね。

騙された―! ザックさんご免って。4年前もそうでしたしね。


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Posted on 2014/05/18 Sun. 01:38 [edit]

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いろいろと 

漫画「美味しんぼ」騒動について一言だけ言わせていただくと、作者と出版社の目的は売上を上げることというのは忘れてならないですよね。

要は金です。商売なんですから、当たり前ですよね。話題作りもビジネスの一環になると考えているのではないでしょうか。以上です。


日本代表のメンバーが発表になったみたいだけど、なんのサプライズも用意できなかったのは成長の印なのか、それとも廃退した証なのか。前者なんでしょうけど、このまま、話題少なく大会を去る可能性は高いと思っている。



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Posted on 2014/05/14 Wed. 02:52 [edit]

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プレミア最終節「カーディフ対チェルシー」 アスクリピエタよリーダーとなれ 

かねてからご提案させていただいてました、サイドバックの大胆な攻撃参加ですが、ついにアスクリピエタさまが、すばらしいオフザボールの動きを披露してくださいました。

アトレティコ戦の敗戦を受けて、解禁となったのか。
それとも選手の自主性によるものなのか。

まぁ、後者のほうなんでしょうが、もともと運動量には自信があるアスクリピエタなんだから、こういうリスクを冒した動きをもっとすべきだと思うんですよ。

たとえインターセプトされたとしても、戻ればいいだけなんだから。

もちろん状況にもよるんでしょうが、このシーンを見ていただいた人なら一目瞭然だと思うんだけど、サイドバックからFW的にゴール前に侵入すると、相手のマークが甘くなるのは明らかなんです。

訓練されたチームだと相手のウイングが追随してきたり、気の利いたボランチがケアしたりするんだけど、それでも数的有利な状況を作り出せる可能性はかなり高いわけで。間違いなく有効な攻撃の形であるのは確かなんですよね。ヘディングシュートが決まらなかったのはご愛嬌ですが、来季はこのような「FW的なゴール前に入る動き」を増やして、1試合に1シュート。年間10ゴールを目指してほしいです。

合わせて、ゲームメイクするリーダーシップも見せてほしいんだけどね。アトレティコ戦でもアシストしたし、アスクリピエタが自信をつけてきているのは確かなわけで、もうお客さん的な振る舞いは終了にして、来季はサブリーダーとしてチームを引っ張っていってほしい。

シュールレはメンタルの問題がまだある感じかな。前にも書いたけど、もう少しボールを持った時のイマジネーションと90分を見越した試合運びを考えてもらいたい。ブラジルの選手とか、そういう状況判断能力はかなり長けているからね。勝負所や手を抜くところをわかっている。

それって、つまりゲームを自分のペースに持ってくる「サッカー的社会性」が備わっているんだよね。

まぁチェルシーのレギュラー陣のほとんどは、そういうの長けているほうなんだけど、シュールレはもっともっと磨けるところはあるはずなんです。

そういえば、この試合、チェルシーの若手が数名登場してましたが、そういう「サッカー的社会性」で苦労している様子が伺えましたよね。

とりあえずは以上です。


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Posted on 2014/05/13 Tue. 02:57 [edit]

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モウリーニョというか監督論 

モウリーニョが監督になると、チームがモウリーニョ色に染まるのは当たり前であって、そこは別に驚くところではまったくないでしょう。なんというか、超浅はかすぎる。

そんなもの、あなたの大好きなトルシエだって、ジーコだって同様だよ。

ビエルサとか、カペッロだって似たようなものでしょう。

違いがあるとすれば、それによってチームがある程度コンスタントに勝てるかどうかであって、守備的で勝率が高いところが「モウリーニョらしいところ」であるといえば、そうなのかな。


まぁ「他の方法論でやればもっと楽に勝てそうなのに、なぜ、いい選手を捨ててまでつまらないサッカーに固執するのかわからない」というニュアンスだとするのなら、言いたいことはわかるんですけどね。

Posted on 2014/05/09 Fri. 02:11 [edit]

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プレミア「チェルシー対ノリッジ」感想文 まぁ、普通にクソみたいな試合でしたよね 

 今季、デビッドモイーズ・ユナイテッドのクロス放り込む戦術が非難されていた時期がありましたが、今のチェルシーの攻撃はそれよりも可能性が低い感じですかね。まぁ、単に放り込めばいいってものじゃないのは確かなのかもしれないけど、センタリングさえ上げられないのもどうなんだろうと思う次第です。


 前にも書いたけど、モウリーニョのスタイルだとシーズン終盤に息切れする可能が高いんですよね。運動量を求められる守備的な戦術が基本ですし、「休息」という概念もありません。大胆なローテーションもしてないので、メンタルで挫けてしまうともろもろ選手のパフォーマンスに綻びが出てくる。今日のウィリアンのプレイとかみると、疲労からシュートがまともに打てない感じでかわいそうだったじゃないですか。まぁ、もともとそんなにシュートの精度が高いわけじゃないのかもしれないけど。

 引いた相手にアザールのドリブルは効果的であることは改めて証明された感じだけど、メッシやロナウドレベルになるためには、決定力がもう少し上がらないと厳しいかな。求められるのは「FW並の決定力」で、シーズンで20ゴール以上はほしい。今季はPKを含めて14とかでしょ。もう全然、物足りないですよ。

 それなのにモウリーニョ批判しているようじゃ、ケツが青すぎる。たぶん、取り巻きがクソなんだろうけど、早くその態度は改めたほうがいいと思うけどね。このままだと、たぶんワールドカップも期待外れの出来で終わるんだろうけど、そういう経験を踏まえて来季どうするのか考えてほしい。もし、まだ迷っているのならね。

 モウリーニョ第2次政権1年目で求めすぎなのかもしれないけど、本来、目指すレベルはもっと高いはずなので、もっと厳しくてもいいと思っている。


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Posted on 2014/05/05 Mon. 16:19 [edit]

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欧州CL「チェルシー対アトレチコマドリー」セカンドレグ感想文 引いたソーン破り(追記あり) 

モウリーニョはアザールに賭けたんだろうけど、果たしてその判断は正しかったのか?
結果論にはなるが、私はスタメンで起用すべきではなかったと思っている。前にも書いたけど、パリサンジェルマン戦での途中交代はなんか変な感じだったし、彼と交代で代わりに入ったシュールレの活躍でチームはよみがえったわけで。なんとなく、アザールが「チームの波に乗れてない」感じだったんですよね。
もちろん、モウリーニョがアザールに絶対的な信頼をしているのは理解できるし、今季のパフォーマンスは悪くはなかったと思うんだけど、非常にデリケートなビックマッチで病み上がりで起用するのは、やはり無理だったのではないか。

モウリーニョはたぶん、アトレティコマドリーの戦術をかなり研究していたんでしょう。サイドバックが攻撃参加して「狭いライン裏のスペース」を逆サイドから揺さぶって崩す”引いたゾーン破り”を駆使する力をもっていることも承知だったはず。

アスピリクエタの2列目起用は、たぶんその辺りを考慮してなんでしょう。ウィリアンは守備の意識が高く運動量もあるし、相手サイドバックの攻撃参加のケアもできる。守備に問題があるアザールを起用しても、その2人がサイドを守れば大丈夫という考えだったんでしょう。

その考えはわかるんだけど、残念ながら、前半終了間際の失点シーンは、その”引いたゾーン破り”でやられてしまったんですよね。なぜか、アスピリクエタとウィリアンが同じサイドに位置していて、その逆サイドの裏に振られて、折り返されてジ・エンド。アザールがそこまで引いて守備するタスクはないといえばそうかもしれないけど、あの状況でもう少し守備の意識があったなら、簡単に折り返しをさせないことも可能だったかもしれないじゃないですか。突っ立って見ているよりも、何歩かでも戻る意識があれば、他の選手だってもう少しケアできたかもしれないしさ。
 まぁアトレティコの攻撃がすばらしかったのは確かだし、誰が出ていようが手の施しようがない失点だったのかもしれないけど。守備しか取り柄がないチームが、変によく出してしっぺ返しを食った感がして、そこが一番悔やまれる。
最後まで、ノーガード戦法のクロスカウンター狙いで戦うべきだったんですよ。
というわけで、1-1の同点にされて、アウェイゴールを献上した時点で終了でした。

 さて、今季の総括を軽くすると、CLベスト4、プレミア3位以内(ほぼ確定?)という結果は悪くなかった。ただ、気になったのは今季のチームの戦術。格下相手に機能不全になったり、非常に選手に負担をかけているように見えて個人的にはイマイチだったようにも感じた。交代策も、イマイチな試合が多かったように感じている。かつて「ボールの休息」という戦術がすばらしいと思っていたときもあったけど、今のモウリーニョサッカーにはそんなものはまったくない。運動量がものをいうサッカーだ。それとフィジカルね。そういった意味では、アスクリピエタとウィリアンのチームと言えるのかもしれないけど、そのサッカーを完成させるなら、そのような人材があと何人かほしい。あとFWはどう考えても必要だろう。エトーは悪くはなかったけど、CLベスト4の他のチームと比べると、どう考えてもレベルが劣っていた。フロントが未熟なだけなんだろうけど、タイトル狙うなら、それ相応のFWが必要なのは間違いないはずだ。


【追記】
相手GKのクルトゥワはすばらしかったけど、チェルシーは早く彼を手放すべきだろう。彼はチェルシーの選手でないし、それは今後も同様だから。アトレティコにきっちりと買い取ってもらうか、それがダメなら他の金持チームにそれなりの金で売るべき。とりあえずはフロントの責任だから、だれか責任とって辞めさせるべき。この無能めが。



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Posted on 2014/05/02 Fri. 23:49 [edit]

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2014-05