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プレミアリーグ「チェルシー対アストンビラ」感想文 2つの顔を持つチーム 

 スカパー解説の人が試合中に言及してましたが、相手によって攻撃的&守備的どちらでもスタイルを変えて戦うことができるのが、今季のチェルシーのこれまでところの好調な理由なんでしょう。昨シーズンは格下相手に勝ち点を取りこぼすことが多く、それが優勝を逃した大きな要因だったと思うのですが、セスクとディエゴコスタを加えた今シーズンは今のところそのウィークポイントを解消しつつある。もっとも、まだ攻守のバランスを整えつつある段階ではあるんだけど、確実に良い方向へと進化しているのは間違いないところでしょう。というわけで、この試合で気が付いたところをいくつか。

■ウィリアンの動き

オスカルの先制点を生んだ大きな要因は、右サイドでのウィリアンのオフザボールの動きでした。アストンビラ・ディフェンスの裏へのタイミング良い動き出しは見事で、そのプレイに合わせて右サイドバックのイバノビッチが見事なスルーパスを披露。アストンビラの守備の対応がイマイチだったこともありますが、この一連の崩しのプレイはまるでお手本のように、美しく見事でした。

 運動量には定評のあるウィリアンですが、この試合のような攻撃時の動き出しも加わればモウリーニョのファーストチョイスに抜擢される可能性も高い気はします。もっともこの試合のミドルシュートの精度はイマイチであり、決定力で比較するとシュールレのほうが評価高いのかもしれませんが(シュールレもボルトン戦ではその決定力がイマイチだったようですけどね)。攻守のバランスを考えれば、ラミレスか彼が右サイドというのは現実的な気はします。もちろん、相手にもよるのでしょうけど。

■オスカルの存在感

この試合で2列目に入ったオスカルも運動量が多く、攻守に存在感を見せていたのはチェルシーにとっては明るい材料でした。特に左サイドに流れてアザールら絡んでの崩しは「ホーム」にて「ゴール前でバスを止めるような相手」に対してはかなり有効。セスクのスルーパスと合わせて「プレミアリーグ制覇のカギを握る」選手であるのは間違いないところでしょう。ゴールも見事ですが、今季はぜひ2桁ゴール目指してほしいですね。

■連係プレイに磨きがかかったアザール

 もちろん現実的に考えれば、チェルシー攻撃陣の一番のキープレイヤーはアザールになるのかな。この試合でディエゴコスタのゴールを生んだ「左サイドからの崩し」は、アザールの「前向いてボールを持てる」&「崩せる」という攻撃の起点となるプレイがあってこそ。アザールは左サイドから自ら持ち込んでシュートもできますが、今シーズンは仲間と連携して崩すというプレイにかなり磨きがかかっているようで、このプレイはチェルシーのポゼッションからの崩しで一番威力があるんですよね。セスクのスルーパスも武器ですが、スペースがない場合でも崩せるのがアザールを中心とした左サイドの崩しの特筆すべきとところ。ご存知のようにアザールは守備時での脆さはあるのですが、それを差し引いても彼なしでは今のチェルシーは語れないくらいの存在感はあるのかな。

 最後にディエゴコスタですが、この試合もゴール決めて改めてその決定力の高さをアピールしてくれました。決定力はもちろん、ポジショニングとスペースの使い方がすごいんですよね。大きなケガなくシーズン通して活躍してほしいところです。


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Posted on 2014/09/28 Sun. 18:06 [edit]

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日本のロックンロールの名曲5選 

最高のロックンロールとは何ぞや? というのは、ロックファンにとって永遠のテーマであると思うのですが、本日は個人的にお勧めしたい日本のロックの曲を紹介したいと思います。

第5位:「香り」外道
「げーげ、げげげ、げどー」という歌詞から、一見「外道のテーマ」という曲名とですが、キャッチーな歌詞とメロディとリフは売れ線ポップな香りも漂わせており、そこをどう評価するかでこの曲の価値は変わるのかもしれません。個人的には「ビュンビュン」もイチオシの名曲であると思っているのですが、子供だましのファンキーモンキーミュージックという観点から考えると、この「香り」のほうが勝っていると思うんですよね。



第4位:「テレホンノイローゼ」甲斐バンド
 高校の時にバンドやりたくて、部室にエレキが置いてあったの発見して「フォークソング部」に入ったんすよ。名前だけで本当は「ロック部」だろうと思ってね。そしたらね、そのギターはOBの個人的な持ち物だったみたいでね。何とそのクラブ、エレキでなく、本当のフォークソングしか許されないという、恐ろしいクラブだったんですよ~。それが、どんなに怖いというと、「ナイトレンジャーのジェフワトソンの8フィンガーすごいよな」と仲間と話していたら、先輩に「長淵のフリーフィンガーならできるぞ」と自慢されてしまうくらいの怖さといえばわかりますでしょうか。で、そのクラブで最初にチャレンジしたのが甲斐バンドの「ブルーレター」という曲でした。確か。そんな大好きな甲斐バンドですが、大人になって改めて聴くと、このテレホンノイローゼとかよくできているなと思うわけです。



第3位:「RADIO MAGIC」アースシェイカー
当時のジャパメタは歌詞がすごい。「バスに乗り込み、どこかの町へ」とかなんかアメリカっぽい。少なくとも、「次は新宿御苑、お降りの方はブザーを」とかいうバスではないはずだ。「more」の歌詞とか「ナイフを握りしめた18の日々」とか尾崎豊も真っ青なシチュエーションだし。マジすごい。ファーストアルバムのプロデューサーが伊藤正則というのもうさん臭くてすばらしい。あと何と言ってもギターのシャラのサウンドがヘビメタながら、あまり歪みすぎてなくてすばらしいわけですが、当時のよくわかってないディストーションを掛け過ぎなメタル好きのギター弾きのガキたちには到底真似ができない音を出していたのはさすがプロという感じでしょう。ラウドネスに関してはベースのマー君が「がまかつ」に就職して脱退したという噂を本当に信じてました。

 

第2位:「スパークル」山下達郎
 これロックじゃないと思うけど、冒頭のギターのカッティングは好きだな。この人のギターの音は好きです。テンションコード万歳。ボウイの「クラウディーハート」とどちらにしようか悩んだ結果、こちらにしました。



第1位:「空がまた暗くなる」RCサクセション
 「雨上がり~」とか「スローバラード」「ジョニーブルー」とか好きな曲はたくさんあるんですが、この曲の歌詞とメロディはずっと秀逸だと思っているので1位にしました。特に「大人だろ勇気を出せよ」→「子供のころのように勇気を出すのさ」という歌詞の展開が非常にロックぽくて素敵ですよね。子供だましのファンキー歌=ロックという定義で考えるとさ。で、「空がまた暗くなる」という、「終わりなき日常」な感じなところもすばらしいです。




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Posted on 2014/09/27 Sat. 03:06 [edit]

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マンチェスターユナイテッドの守備崩壊のヒント? 守備の基本と選択肢 

 マンチェスターユナイテッドの守備が、なぜレスター戦で崩壊したのか。いろいろな考え方はあると思うのですが、私は単純に「基本」と「状況判断」がまずかったからであると思ってます。今回はそんなサッカーの守備の基本と状況判断についておさらいしてみたいと思います。
 もちろん、サッカーの戦術の正解はひとつではないと思うんですが、基本的な考え方というのはあると思ってます。で、今回のエントリーはサッカー観戦をするファンのほうも、その基本をなんとなくわかって試合を見るほうが「サッカーのおもしろさ」が広がるのではないかなという意図もあって、書いてみた次第です。古いかもしれないし、今回のマンチェスターの守備崩壊の分析になってないかもしれないですが…。

■サッカーにおける組織的な守備とは

 というわけで、ちょっと古いかもしれないけど、YouTubeにアップされている以下の3つの動画とか参考になると思い活用しました。まずは組織的な守備のやり方の基本になるところでしょうか。以下の動画での加藤久さんの解説のように「中に絞らせる」だけが正解ではなく「サイドに追い詰める」でもいいと思うのですが、要は相手の攻撃を守備陣がポジショニングによって限定させて、パスの選択肢を少なくしたり、インターセプトを狙いやすくするというのが基本ですよね。もちろん、ボールの位置が相手陣に近いのか、それとも自陣のゴールマウスに近いのかによっても守り方は変わると思いますが、そういう状況に応じて個の守備はもちろんチームとしての守備も共通認識されていることが大切なのはいうまでもないところです。このあたりマンチェスターのスター軍団の方々による連動した守備組織、状況判断はどうだったのでしょう。

 

■ゾーンディフェンスとマンマーク

 続いて、ブラジルW杯での日本代表の惨敗後くらいから、なぜか「ゾーンディフェンス」と「マンマーク」がまったく別のもののように解釈されているようにも感じるのですが、そうではないのかみたいな事例ですね。下の動画で加藤久さんがレクチャーしているように、相手の縦への動きに関してはマンマーク的に対処するのは大切だと思いますし、自分たちのゾーンの連動ばかり気にして守備するのは正解ではないと思うわけです。自分たちのゾーンに追い込むのか、それとも自分たちのゾーンを放棄してマンマーク的に対応すべきかの判断は、いつの時代でもサッカーの守備では大切な要素であると思ってます。マンユーのPK退場をしてしまった彼、このあたりの判断はどうだったのでしょう。



■攻撃時のサイドチェンジと選択肢
 
 その昔、ザッケローニが日本代表時代に「サイドチェンジ禁止」をしていたなんてニュースがありましたよね。何かしらその狙いはあったんでしょうが、普通に考えるとサイドチェンジはサッカーの攻撃では大切だと思うし、逆に言うとその禁止は「サッカーのスタンダードではなかった」との言えるのかなと思っている次第です。下の動画で加藤久さんがレクチャーしているようにサッカーの攻撃ではプレーの選択肢が多い方が大切であると思うし、そのためにはサイドチェンジは有効な戦術であると思うからです。ちあみにマンチェスターのスター軍団による攻撃は、このあたりよく考えてできているんですよね。たとえばレスター戦のディマリアのゴールとか見ると、ファルカオへのパスか、またはそのままドリブルか(間違え;ディマリアへのパスか)という選択肢があり、レスターの守備陣の判断が遅れていたところがポイントでした。いい攻撃だったと思いますよ。



■モウリーニョのトレーニング

 以上を踏まえて、最後にモウリーニョのトレーニングの動画も貼っておきます。これはジュニア用の教材みたいですが、要は状況判断の養成というのはサッカーでは非常に大切ということだと思うんですね。そして、それは見ている我々も同様で、今のプレイの状況判断はどうだったかという視点を交えて試合を見れると、サッカーのおもしろさが一つアップすることになると思うんですが、いかがでしょう。


では、本日はここまで。チャオ。


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Posted on 2014/09/26 Fri. 12:56 [edit]

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エイフェックス・ツインとポールウェラーの小ネタ 

■エイフェックス・ツインとディスクユニオン

そういえばエイフェックスのレコードを買ったときに、店内でデペッシュモードの「People Are People」がかかってたのを憶えてる。
引用元

当時はそれほどエイフェックス・ツインを聴きこんでいたわけじゃないんですが、今聴くと
、なかなかといいなぁ。前にも書いたけど骨董通りのマニアックラブにたまに行っていたし、アシッドジャズと合わせてテクノにも目覚めた時期ではあったので、下で添付した14分くらいから流れる踊れるテクノは超好き。うん。この曲、マニアックラブな感じで好きだな~。と、前置きはこれくらいにして、上で引用したwiredのインタビュー。「店内でデペッシュモードが流れていたのを覚えている」という当時のディスクユニオンの趣味を絡めてエイフェックス・ツインを語るのはどうなんだろうね。確かに当時のディスクユニオンはそれなりにテクノの聖地であったのかもしれないけど、なんか違和感があるんですよ。テクノのムーブメントは、CDショップというよりもクラブ発祥なイメージなんで。まぁ渋谷系における渋谷のHMV、ヘビーメタルにおける新宿レコードという話も同様であると思うし、特定のショップをそのムーブメントの発祥地として歴史に刻むというのは、ありなんでしょうけど。



■ポール・ウェラー

「少しR&Bっぽいんだ。とは言っても、俺が言っているのは、古いR&Bだけど」
引用元

ポールウェラーが僕の神様となったのは、確か「ポールウェラームーブメント」とかいう名前でソロデビューした1992年。そのころ僕はアシッドジャズにはまり、その流れでスタイルカウンシルへ回帰&ポールウェラーの再評価となったからです。ただし、その当時の彼のソロアルバム自体の出来はイマイチでそれは印象悪いんだけど、それよりも、同じころに復刻されたスタイルカウンシルの未発表曲音源を集めた「エクストラズ」というアルバムの存在が重要でした。スタイルカウンシルそのものの作品ももちろんマストアイテムだったんですが、「アシッドジャズきちがい」的にはこの未発表曲アルバムはかなり重宝したんですね。なぜかって? そりゃ、Willie Clayton「Love Pain」とか、David Seaの「Night After Night」とか、すばらしいソウルチューンのカバーが収録されていたからです。ポールウェラーといえばカーティスメイフィールドやマービンゲイのカバーのカバーもしてますが、彼のブラックミュージックオタク的なセンスが非常に好きで、そこはもうアシッドジャズ好きの私の音楽の世界とドンピシャだったんですよ。



 ちなみに、マッシヴ・アタックの伝説のファーストアルバムが登場したのが1991年。僕が聴いたのは、そのちょっとあとの上記ポールウェラーの登場と併せてくらいの時期なんですが、言わずと知れた「Be Thankful For What You've Got」のカバーも同様に、当時のアシッドジャズフリークたちにとって基本となる神曲だったことは言うまでもないところです。改めて聴くと、先の「Love Pain」と似てますよね。



 もうひとつちなみに、当時、アシッドジャズ系のCDを購入していたのは渋谷HMV、WAVEとか。ディスクユニオン? 覚えてないけど、当時デペッシュモードがノーマークだったのは確かです。


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Posted on 2014/09/25 Thu. 16:48 [edit]

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プレミアリーグ「マンチェスターシティ対チェルシー」感想文  

まさかのシティのランパードの同点ゴール。

 さすがランパードという感じの見事なゴールでしたが、それよりもチェルシーの守備がダメだったことが気になりました。試合中のVTRでも触れてましたが左サイドでのシュールレのミルナーへの対応はお粗末でしたし、そのミルナーへパス出したシルバへの対応もまずかった。シティに退場者が出て1人多いはずなのに、それを感じさせない守備のまずさは、超反省材料です。「ランパードにやられた」ということで守備のまずい対応が見逃されがちですが、あの同点ゴールは明らかにチェルシーの失策ですよ。

 というか、そもそもランパードに決定力があるのはチェルシーのプレイヤーなら百も承知なはずですが、それをミスミスやられるのは恥ずかしい限りですよね。

 もちろん、きちんと決めるランパードはすばらしいし、ミルナーも見事でしたが。 

 守備重視で臨んだ前半は「退屈なチェルシー」の復活を予感させる戦い方でしたが、ラミレスとウィリアンを起用することで中盤の守備がそれなりに機能したのは収穫だったと思っています。セスクに代えて「前からプレスのオスカル」という選択肢もあったと思うのですが、「コスタ+アザール+セスク」のサッカー観が合う攻撃トリオは残しておきたかったんでしょうね。
 シティに退場者が出た後半にそのラミレスとウィリアンを下げて「シュールレとミケル」を起用しますが、この選手交代策で「攻撃的な布陣」へ変化させるあたりの采配はモウリーニョらしくてよかった気はしました。で、その交代策が功を奏してシュールレのゴールが決まるんですが、問題はそのあとの戦い方であったのは冒頭で触れた通り。モウリーニョ的にはシュールレがもう少し守備をがんばると期待していたのかもしれないけど、シティがランパード投入した時点でコスタを下げてオスカル投入という手はなかったのでしょうか。オスカルでなくフェリペルイスでもいいんだけど、シュールレをワントップにして、2列目の守備を強化して逃げ切りを図るくらいの用心さがあってもよかった気はしました。

 まぁ、まだシーズン始まったばかりなんで、そこまでガチガチに勝ちにこだわる必要はなかったのかもしれないけど、守るのか攻めるのかはっきりしない中途半端さが同点にされた大きな要因だった気がするんですよね。まぁ「攻める」布陣だったけど、攻めることができなかっただけだったのかもしれませんが、何度も言うように「1人多い」ことを生かせてなかったのは超反省すべき。誰かが守備をさぼっていたのか、それともマークすべき相手がはっきりしてなかったのかわかりませんが、一言で言うと「まだ悪い意味での若さがあるチーム」というか「完成してないチーム」ということが露呈したと言えるんでしょう。

 チェルシーでよかった選手? まぁマティッチはよくやっていたとは思うけど、この試合で合格点あげられる選手はいないですね。


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Posted on 2014/09/22 Mon. 03:09 [edit]

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チャンピオンズリーグ2014グループリーグ「チェルシー対シャルケ」感想 サッカー観の違い? 

ケビン=プリンス・ボアティングはポーツマス時代には注目していた選手だったんですが、彼がミランを経てシャルケに移籍していたとは知りませんでした。んでもって、ネイマールの髪型を真似ていたのは、彼がファッションセンスの塊だからなんだろかしら。ちなみにこの日、兄弟の片割れもう一人のボアティングはバイエルンに居るんだけど、古巣のシティ相手に決勝ゴールをぶち込んだみたいでして。まさにボアティング日和な一日という感じだったとか、そうじゃないとか。

 といわけでチェルシー。このところモウリーニョのトレンドともなっている「チャンピオンズリーグのグループ戦で1.5軍を使う」という采配で臨んだこの一戦。残念ながら、攻撃がうまくかみ合わず、セスクのゴールと彼のボールロストからの失点という「セスクの日」という感じのドロー試合で終わりました(ボアティングの日じゃなかったのか? と一人突っ込み)。
 ホームでの試合だっただけに勝ち点3が欲しかったですが、この試合の出来を考えると上出来でしょう。リーグ戦のメンバーからドログバ、ウィリアン、ラミレス、フェリペルイスの4名を入れ替えて臨んだんですが、メンバーが代わった影響か、ここというところでパスはつながらない、ポジションが被るという感じのちぐはぐさ。時間の経過とともにダメになっていくという不思議な光景を目の当たりにすることなります。特にドログバが機能せず攻撃が空回りしていたのは、その象徴。アザールやセスクの足を引っ張るようなプレイが多かったのは、サッカー観の違いという観点から考えると仕方がないところか。
 
というかコンデョションの問題もあるんでしょう。昨年のエトーもフィットするまでに時間がかかったわけで、ドログバもあと1~2か月くらいは必要なのかもしれません。アザールとセスクとの「サッカー観の違い」は、たぶん、ある程度は「時間」で解決するものと考えてますので大丈夫でしょう。というか、この試合のドログバの動きをみていると、現状のコスタのフィット感というのはすごいなと改めて思ったりして。まぁ「サッカー観」が合っているんでしょうね。ラテンの香りのスタイルが。

 失点シーンはお粗末でした。セスクのボールロストはすべての元凶だけど、そのあとのドラクスラーのドリブルをもっと早いところ止めないといけないでしょ。ねぇ、ラミレスさんよ。ダビドルイスというアンカータイプの守備陣を売ってしまったので、どうもバイタルあたりの守備がもろくなっているのは仕様上の問題か。
 
まぁモウリーニョはそのあたりも承知で攻守のバランスを「功」のほうに重く置いているんでしょうし、「絶対に負けられない試合」とかになれば、それなりの守備的な戦術で戦うことも可能だと思うので、そこはあまり心配しなくていいのかな。
 
心配なのは第2ゴールキーパー・チェフの扱い。なんだ、やっぱ「カーリングカップとFAカップ要員かよ」という安定の扱いに、我々は安堵すべきかのか、それとも激怒すべきなのか。まぁ、普通に考えて「1月にさよなら」という線はあるのかな。



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Posted on 2014/09/19 Fri. 02:35 [edit]

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僕が一番「戦術的ピリオダイゼーション」をうまく使うことができるんだ 

東京ヴェルディは15日、三浦泰年監督、安田好隆コーチ、吉岡宏GKコーチを解任すると発表した。久永辰徳コーチも辞任。代わって新監督にはユースチームの監督を務める冨樫剛一氏、GKコーチには土肥洋一育成GKコーチが就任する。
引用元


 またしてもモウリーニョの真似が仇となって辞めることになったパターンなんでしょうか。安田好隆コーチを招いて「戦術的ピリオダイゼーション」とかいうモウリーニョ流を導入とかで騒がれていた気がするんだけど、解任とはお気の毒さまです。まったく試合を見てないので状況はわからないんですけどね。

「筋肉系のけがはオーバーワークによるモノ、練習量を減らして走れないでは元も子もないが、いまチームを見ている人で選手が走れていないと感じている人はいないと思う」。安田コーチは、これから夏場の苦しい時期にも走れる、なおかつ試合をリフレッシュした状態で迎えられるように仕上げていく。
引用元

「練習量を減らして走れないでは元も子もない」はそうかもしれないけど、「練習量減らして勝てないのはもっと元も子もない」と言い返すのは意地悪ですか。間違っていたらすみませんが、モウリーニョの「戦術的ピリオダイゼーション」は別にコンディションの維持だけのものではなく、ボールを使った練習の中に実践の役立つサッカー脳を鍛える練習であったと思うんですが、上記の安田コーチのコメント読むと、単なるコンデョション至上主義なだけのように読めるのは気のせいでしょうか。

 まぁ、別に何でもいいんだけど、この件でモウリーニョの名声や戦術的なんちゃらゼーションの価値が下がるとかマジで勘弁してほしいですね。あと、三浦泰さんがスカパーの解説に戻ってくる可能性はかなり高いと思うんですが、正直、あまり歓迎はしてないです。

 というわけで、ヴェルディファンのみなさま的にはどうなんでしょう? 


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Posted on 2014/09/17 Wed. 02:18 [edit]

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フリーソウル的なロックの名曲をピックアップ 

 いわゆる渋谷系の音楽が「フリーソウル」へのオマージュだったのかは意見が分かれるところだと思いますが、元ネタ探しの一環として橋下徹氏のフリーソウルのコンピレーションを聴いていた人は多かったのではないでしょうか。

橋本:実は“定義”といったことを深く考えたことはなかったんですが、ソウル・ミュージックのひとつのジャンルのように言葉が一人歩きしていった時期があったので、自分でも考えるようになりました。70年代ソウル周辺の音楽の中からグルーヴィーな楽曲だったりメロウな楽曲であったり、自分たちの好きな曲に光を当てていく運動、といった感じでしょうか。自分たちの感じ方に忠実に、自由に音楽に接していきたいという気持ちを込めて使っていきたい言葉です。とはいえ、DJパーティのタイトルであったり、コンピレーションCDのタイトルとしての役割が現実的には一番強いですけどね。
引用元

ここで言う「言葉が一人歩き」という感覚は非常にわかりますが、逆にそのあいまいさというか「何でもあり」という感じが魅力だったところもあると思うんですよね。いわゆる「ごった煮」という感じの橋本さんのフリーソウルのコンピはかなり好きでしたし、今でもたまに聴いていたりするのですが、今回はその中から「ロック的」な楽曲をピックアップしてみたいと思います。

■Al Kooper『Jolie』

 その昔、小沢健二がソロファーストシングル「天気読み」のジャケットで着ていたのは「アリスクーパー」でしたが、こちらは「アリス」でなく「アル」のほうです。というか、当時の小沢健二のサウンドは「アル・クーパー」のほうであったと思うんですが、わざともう一人のクーパーのほうのTシャツを着てカムフラージュしていたのかは気になるところ。というか、今はそんなことはどうでもよい話なんですが、この「Jolie」は渋谷系やフリーソウルを代表する名曲であるのは間違いないですよね。

■Edgar Winter『Tell me in a whisper』

 ルックスが怖くてかっこよくないこともあり、ロックミュージック&ギターリストとしては敬遠していた人なんですが、この曲はめちゃくちゃ素晴らしい。まぁ、そのほかのハードロックバンドの方々もすばらしいバラード曲とか生み出しているんですが、おしゃれなメロディやコードを使った渋谷系モドキの曲はあまりないんで、そういう意味ではこの曲はミラクルと言えるのかもしれません。


■BOZ SCAGGS『LOWDOWN』

 ボズ・スキャッグスもそれまでは敬遠していたミュージシャンの一人ですが、この曲は確かにフリーソウルな感じはします。ベースラインを筆頭にリズム隊がすばらしく、中盤以降の曲の展開も秀逸。歌メロはしょぼくても、それ以外でこれだけかっこいい曲が作れるというのは、いろいろお手本になる気もします。


■Wet Willie 『WEEKEND』

 70年代ロックはそれほど詳しいわけではないんですが、こういうディスコ調なロックの中にも名曲はあるんですよね。基本、サウンドはダサいんですが、サビの歌メロとベースラインの魅力のみで名曲にしているという感じでしょうか。


■Don Ellis 『Turkish Bath』

 最後にロックじゃないけど、急に聴きたくなったので合わせて紹介。この曲は元ピチカートの小西さんのコンピ「レディメイド旅のアルバム」だったかに入っていた曲で、そこで知ったのですが、インドというか中東的なジャズという感じのすばらしい楽曲ですよね。


以上、本日、個人的に聴きたかった曲を紹介しました。


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Posted on 2014/09/14 Sun. 18:05 [edit]

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プレミアリーグ第4節「チェルシー対スウォンジー」感想文 セスクとマティッチの中盤の意味 

■マティッチの守備力

 中盤のマティッチはインターセプト力は高いと思うのですが、相手にボールを持たれたときの守備や後ろのスペースをケアするようなセンターバック的な守備に関しては、それほど能力は高くないのかな。センターバックの選手ではないので当たり前といえばそうなんですが、それでもラミレスやミケルと比べるとゾーンプレスの守備力が少し劣っているというのが私の考えです。それはセスクに関しても同様。というかセスクはマティッチよりも守備力は劣りますかね。要は中盤の守備はイマイチということです。

 そんな守備力では劣る2人の選手で中盤を構成している今季のチェルシーですが、そうしているのはモウリーニョ監督にそれを行う理由があるからなんでしょう。その理由は、たぶん守備力よりも攻撃力重視という考えなのでしょう。もちろんマティッチはフィジカルもあるし守備がまったく弱いというわけでなく「トータルで優れている」ということを評価しているんでしょうし、ある程度の守備力も計算のうえでの起用なんでしょうけど、この試合の前半のように中盤が機能しなくなるのはモウリーニョが採用するシステムと人選の問題が大きいと思っているんですよね。

■ラミレス起用と3ハーフの意味

 で、後半にモウリーニョがラミレスを交代で起用して「3ハーフ」的にシステムを変更したのは、その修正のためであるというのは言うまでもないところ。マティッチをピルロシステムのように中盤の底に配して、そのうえにセスクとラミレスがポジションする4-1-4-1的への変更。これにより後半は「前からプレス」が機能するようになるんですが、目的はけっしてそのためだけではなかったと思ってります。あくまでトータルで中盤の守備力を補完したことがラミレス投入の目的であって、そのひとつの成果が「前からプレスの機能」だったという見方ですね。

 またラミレス投入によってセスクの攻撃力が生きるようになったのも、その効果のひとつなんでしょう。2点目となったアザールとセスクの華麗なるパス回しからのコスタのゴールは、その象徴といえるようなもの。中盤が機能して守備はもちろんボールポゼッション率で相手を圧倒できるようになれば、セスクのスルーパスやオフザボールの動きが冴え渡るというのが、今季チェルシーの攻撃陣の魅力であり威力なわけです。

■セスクで変わったポゼッションからの崩し

 にしても2ゴールを生んだセスクのペナルティエリア内に侵入するオフ・ザ・ボールの動きはすばらしかったですね。あのプレイは彼の真骨頂だと思うのですが、何度もいうようにボールポゼッションからの崩しが昨シーズンと一味違うのはセスクの力量によるところは大きいと思ってます。

 失礼ながら現シティのランパードはああいうプレイは得意としてないし、どちらかといえばアギーレ日本代表で求められるような運動量をベースとした献身的なプレイが魅力でした。フィニッシャーとしてのオフザボールの動きも秀逸だったわけですが、一方でポゼッションから崩すアイデアはもうひとつだったんですよね。それに対してセスクは4-3-3の中盤の守備力としては物足りないものはあるのの、いわゆるトップ下的なプレイはお手の物。相手ペナルティエリア周辺での攻撃のアイデアとそれを実行できるテクニックは申し分ないわけで、それをチームとして生かせれば、自ずとチームとしての得点力はアップするわけです。開幕からの4試合がそれを証明しています。もちろん、対戦相手があれだったというのもありますし、彼を起用することで中盤の守備力は昨シーズンと比べて劣ることになるわけですが、そえを差し引いてもお釣りがくるくらいの攻撃力が備わったというのが、ここまでの戦いの総括とも言える気もしますね。

 もちろんアザールの攻撃力と彼がセスクやコスタとうまく絡むことができているのも好調の大きな要因なんですが、それも踏まえて「セスク効果」ということにしておきます。とりあえずは。

■まとめ

 というわけで、これで開幕4連勝と好スタートを切った今季のチェルシー。もちろん不安要素がないわけではありません。何度も言うように、この試合も先制点を許し、後半には最終ラインに致命的なスペースを空けてしまい2失点を喫するなど、これまでのトレードマークでもあった「堅守」が綻んでいるのは問題です。

セスクの攻撃力を生かしながら、尚且つ、これでのトレードマーク「堅守」を維持すること。

 これが今季のチェルシーの大きな命題であり、今後、モウリーニョがそれをどう考えるのか。来週はチャンピオンズリーグシャルケ戦とプレミア・シティ戦という難しい試合が待ってますが、モウリーニョのセスク起用法とフォーメーションをどう駆使するのかに注目したいですね。

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Posted on 2014/09/14 Sun. 12:44 [edit]

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サッカー日本代表 原博実専務理事の院政とアジアカップのノルマ 

■新しい強化担当技術委員長に霜田氏

日本サッカー協会は11日、東京都内で理事会を開き、新しい強化担当技術委員長に霜田正浩氏(47)の就任を決めた。任期は2016年3月までの予定。

 霜田氏は、前委員長の原博実専務理事とともに日本代表のザッケローニ前監督やアギーレ監督の招へいに関わった。「アギーレ監督と一緒に、日本代表が世界で戦うチームになるため、いろいろな人の知恵を借りて協力しながら強くしたい」と抱負を述べた。
引用元

霜田さんのことはまったく知らなかったのですが、要は原さんの部下が昇格ということですかね。WEBで調べると、FC東京在籍時に原さん誘われて協会入りしたみたいで、ザッケローニ氏、アギーレ氏の招聘の中心だったとのこと。また、オリンピック世代の代表監督の手倉森誠氏の元でコーチを行っているようです。
 
 まぁ仕事ができる人のようなので悪い人選ではないと思いますが、これって要は原さんの院政という感じだと思うので、そう考えると複雑な気もします。ブラジルワールドカップの責任を取って辞めたのかもしれないけど、原路線は継続ということなわけで、ザッケローニ日本代表の成績に対する日本サッカー協会のスタンスはあいまいです。もちろん、何でも責任取って辞めればいいというわけではないと思うのですが、日本サッカー代表の強化の方向性がきちんと検証されているのかどうか気になるところです。よく知性派の日本サッカー代表ファンの方が指摘されているPDCA的なものが機能しているのでしょうか。

■アジアカップのノルマ

 アジアカップ開幕は4カ月後だが、それほど多くの時間が残されているわけではない。就任後、6つの親善試合を戦いながら選手たちの力量と適性を見極め、さらに自身が目指すサッカーを浸透させて、なおかつ世界で戦えるチームを作り上げていかなければならないのである。われわれのように「何月何日何時まで」という具体的なデッドラインはないものの、すくなくとも来年1月12日のアジアカップ初戦(対パレスチナ)には、チームを完成させなければならない。
引用元

アジアカップについての考え方ですが、上記のPDCA的観点から考えれば、ノルマ的なものは必要であると思います。「ノルマをこなせなければクビ」というようなやり方は必要ないと思いますが、例えば勝利給というかボーナス的のものでノルマを設定するなどして、なんらかの目標なり指標は設けるべきだと思うんですね。

 就任して数試合で完成を求めるのはおかしいという意見もわかりますが、出場する国はどこも置かれた状況は一緒なわけです。日本代表だけが時間がないわけではないと思うんですよね。なので、完成かどうかは別として、アジアカップでそれなりの結果を求めることは必ずしも間違った話ではない気もします。

 それに優勝すればコンフェデにも出れるわけです。コンフェデは意味がないという人もいるみたいですが、私はけしてそうは思ってないんですよね。ザッケローニ日本代表だってコンフェデで強豪国と戦っていろいろな問題点が洗い出されたわけですが、ザッケローニ監督が「自分たちのサッカー」にこだわってそれを無視してしまっただけだと思うんです。なので、コンフェデに出ることが無意味だったとは思わないんですよね。

 というわけでアジアカップについてですが、私は出るからには優勝を目指すべきだと思うし、ノルマ的にはベスト4が妥当かと思ってます。今の日本代表のレベルならどんな状況であれアジアでそれくらいの成績を残さないとヤバいと思いますしね。そういうノルマを課すことでPDCA的にもうまく回ると思うのですが、いかがでしょう。


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Posted on 2014/09/13 Sat. 19:22 [edit]

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アップルウォッチをマクルーハン理論で考えてみる 

「メディアはメッセージである」

 かの有名なマーシャル・マクルーハンの言葉でありますが、果たしてこの考え方は今の時代でも通用するのであろうか。メディアはコンテンツを運ぶための単なる道具ではなくて、コンテンツも含めてメディア自体にメッセージ性があるというような言葉だと思うんですが、まぁ確かにテレビだのパソコンだのスマートフォンといったデバイスはそれ自体の価値だって間違いなくあるんでしょう。でも、今日において腕時計って、そこまでの価値はあるのだろうか。「メディアはメッセージである」というほどの価値が。

 アップルウォッチは腕時計型ウェアラブルデバイスの中では現状一番すぐれているようには思えるんだけど、を正直、別になくてもいいやと思えるデバイスであると思っている。というか、スマートフォンが登場してやっと腕時計というデバイスを身に着ける習慣や必然性から解放されたというのに、なんでまた時代に逆行して腕時計をつけなきゃならないのか。

 時間がすぐわかるから?→スマホで代用
 電話やメールが来たのがわかる→スマホでわかえば十分
 健康管理ができる→ジェイボーン「UP」でさえ2週間くらいで飽きた
 お財布になる→これは便利かもしれないけど、そもそもあまりお金がない

 おサイフケータイを活用している人にとっては「腕時計で決済」というのは魅力的かもしれない。あとアイビーコンとかが流行して、その機能を持つと用途が広がるかもしれないが、そもそもダメだと思うのが「スマートフォンがないと機能しない」という周辺機器という扱いであること。「スマホの代わりとなる腕時計」となり、完全にスマホにとって代わるデバイスなら面白い気もするけど、現状スマホとペアで持ち歩かないといけない存在なんで、じゃあスマホさえあればいいんじゃんという考えに陥るわけです。しかも、マクルーハンが言うところの「クールなメディア」に近いわけですし。

 ディスプレイのサイズで情報量が変わるというのは当たり前だけど重要な要素であり、それによってコンテンツの楽しみ方も変わるのは間違いないわけですが、「携帯」か「据え置き」かの勝負は、5インチ前後のディスプレイの争いとなっているわけで、今更、時計サイズ=携帯性があるというわけでもないと思うんです。

 もちろんスポーツ時に装着するというのなら、スマホよりも腕時計のが優れてますよ。ただそれなら、別にアップルでなくてもナイキやアディダスで十分だと思うんですよね。

アップルウォッチには音楽がある? 確かにそうかもしれないけど、これだって別にいiPodやiPhoneでも問題ないわけですよ。

 というわけで、もしマクルーハンが生きていたら、アップルウォッチのことをどう評価していたんだろう? それでも「メディアはメッセージである」とでも言うのであろうか?



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Posted on 2014/09/12 Fri. 03:08 [edit]

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アギーレ日本代表2戦目「サッカー日本代表対べネズエラ代表」レビュー 監督の哲学と選手の特性 

 まだ2試合目ではありますが、なんとなく「とりあえずの方向性」は見えてきたという感じでしょうかね。この試合のゴールシーンが象徴していたと思うのですが、「手数は少ない」&「ハーフカウンター」というのが、ひとつの攻撃の形になる可能性は高いでしょう。
 
 1点目のようにワントップに当てて、そのポストプレイ(または、こぼれ球)を2列目、3列目の選手がフィニッシュするというのは、「組織的と言われる攻撃の最小単位」という感じもあります。この試合の武藤選手のゴールは「ドリブル力」がゴールを生んだ原動力だったと思いますが、そのような「個人技」はこれまで以上に重要になってくる可能性は高いです。
 
 柴崎選手の2ゴール目は、ハーフカウンター的に岡崎選手が左サイドを突破してセンタリングを上げることができたのがポイントだったと思うのですが、そのような「相手の守備陣形が整ってない状態での崩し」はアギーレ日本代表が狙う基本的な攻撃の形になるのでしょう。というか、どんなサッカーであれどハーフカウンターは「基本となる崩し」であるとも思うので、それは特別視するものでもないのかもしれませんが、このゴールシーンでの柴崎選手のように2列目、3列目からの攻撃参加がうまくできるのかというのはアギーレ日本代表の攻撃スタイルにおけるポイントになりそうです。もちろん、今後システムが代われば、また違うのかもしれませんが、どんなシステムにせよ現代サッカーで2列目、3列目にも決定力が求められる点はあまり変わらないと思うので、そこは今後の強化ポイント&注力点ですかね。

 というわけで上記ゴールシーンも含めて総合的にアギーレ日本代表のポイントとなりそうなのは、やはり中盤の選手の人選と求められるプレイとなるんでしょう。これは監督が用いるシステムや戦術や好みが大きく影響してくると思うんですが、この2試合を見る限りだと、まずは「守備力」や「運動量」を求めているようにも感じられます。

 ご存知のように海外の中盤選手を見ても、いろいろなタイプの選手がおります。わかりやすい例では、元イタリア代表のガッツゥーゾ選手のような潰し屋や元フランス代表のマケレレ選手のような守備のスペシャリスト、元スペイン代表のシャビ選手のようなパスがうまい選手など、同じ中盤の選手であっても得意とするプレイが微妙に異なります。そして、イタリア代表のピルロ選手のように、その選手のプレイスタイル自体が「攻撃戦術の肝」となるシステムだってあるわけです。
「ゼロトップ」と言われたドイツワールドカップ時のリッピ監督時のイタリア代表はトッティという天才マルチプレイヤーの存在はもちろん、彼の良さを引き出すペロッタ選手や、先ほど紹介した潰し屋ガッツゥーゾ選手や、ピルロシステムのピルロ選手などがいた、「選手個々の能力値と戦術が見事にマッチ」したチームでありました。

 攻撃時にはトッティ選手のポストプレイにうまくペロッタ選手が絡んで前線のスペースを活用し攻撃にアクセントを演出していたのは印象的でしたが、その役目はガッツーゾ選手やピルロ選手よりもペロッタ選手のほうが「うまくプレイできていた」わけで、けっして誰でも簡単に代役が務まったわけではないと思うわけです。デ・ロッシ選手もいましたけどね。

 元フランス代表のビエラ選手は全盛期はオールラウンドプレイヤーという感じで中盤なら何役もこなせていた時期もあったかもしれませんが、それでも監督の戦術やほかのプレイヤーの人選やポジションによってパフォーマンスが変わるわけでして、選手の能力値と監督の戦術というのは簡単には切り離せないのは明確です。
 まとめますと、監督の戦術と起用する選手の人選は、うまくシンクロしてなんぼのものということ。当たり前ですが、それがサッカーというスポーツの醍醐味であり、そこを無視して考えるとサッカーの本質を見失うことになってしまうと思うんです。

 というわけで、アギーレ監督が日本代表の中盤の選手に何を求め、どういう選手を起用するのかというのは「その監督が考えるサッカーの哲学」というものが反映されると考えてます。以前のエントリーで韓国代表っぽいと書いたのは、そういう哲学を察して考えてみたからですが、もちろんそれは誇張して書いたところもあります。正直、まだ変わる可能性は大なんでしょう。果たして今後、アギレーレ日本代表がどういう哲学へと進むことになるのか注目したいところですよね。

 ちなみに元チェルシーのランパード選手はチェルシーでは機能していましたが、イングランド代表ではイマイチでした。その明確な理由はわかりませんが、上記の監督の戦術の哲学の違いというのはひとつ答えになる気もしてます。


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Posted on 2014/09/10 Wed. 12:03 [edit]

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象徴ファンタジスタ制 

(ウルグアイ戦については)私とはまったく見方が違う。もしかして別の試合を見たのではないか。なぜならウチにカウンターのチャンスは一度もなかったからだ。試合をじっくり見ればそれは明らかだ。相手よりボールをキープできていたし、相手のハーフでプレーできていた。ビデオを見ても、統計を見ても、そういう結果になっている。だが心配しないでほしい。相手の力が上回っている場合はカウンターを狙うこともある。そして毎回ボールをつないで、毎回負けるということになれば、それはあまり良くないと思う。
引用元

まぁ、明日の試合を見てからじゃないと何とも言えないところもありますが、この質問者を代弁すると「カウンターの意識が感じられた」=「カウンター攻撃が多かった」ではないですよ。あくまで「意識」の問題であって、試合を見ている側にそのように感じられたというのは、私も同感。通訳の問題で間違って質問が伝っていたのかもしれないけど、もっとはっきりとこのように言ってやればいいんですよ。

「ポゼッションからの崩しは到底できなそうな中盤の人選ですが、狙いはやはりカウンターなんでしょうか。って、ウルグアイ戦ではそのカウンターすら発揮できなかったですが、選ばれたメンバーや戦術から善意的に解釈すればカウンターの意識があったようにも感じられないこともなかった気がしないでもない感じです。そのあたりどうなんでしょう? ちなみに、よく言えばヒディンク監督時代の韓国プレッシングサッカーのようにも感じられますが、お隣の国と違って日本ではファンタジスタや野洲のセクシーフットボールが好む人が多いのですが、それについては勉強されましたか? それにサッカー日本代表の歴史を紐解いても、ラモス瑠偉以前の日本代表にだって金田、木村といった「キャプテン翼」好きにもわかりやすいファンタジスタみたいな選手はいたし、そういう選手を育んできたことが名波や中田、中村俊輔というファンタジスタを創世し、そこにJリーグの創設とが合併症を起こしてワールドカップ常連国へと成長できたと思うんです。韓国には名波みたいなレフティも中村俊輔みたいなボールホルダーも中田英寿みたいなニュータイプもおりません。もちろんホンミョンボやパクチソンは素晴らしい選手ですが、彼らはファンタジスタではないのですよ。ファンタジスタでは。もっとも今の時代にファンタジスタなんて死語なのかもしれないし、そういう幻想がブラジルでの惨敗を招いたのかもしれませんが、ここでいきなりファンタジスタをなくすということは、日本から天皇制を排除するのに等しい愚策ではないでしょうか? 象徴ファンタジスタ制でも結構ですから、どうか日本代表からファンタジスタをなくさないでいただくことは可能でしょうか?」



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Posted on 2014/09/09 Tue. 03:07 [edit]

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アニメ「ルパン三世」楽曲「Love squall」と JAZZSOUL名曲など回顧録 

 大野雄二さんが手がけた、アニメ「ルパン三世」の楽曲は多くの方に親しまれていると思いますが、いわゆる渋谷系との相性もバッチリだったわけで。私もその当時、渋谷でCDを購入した口だったりします。特に今回紹介する「Love squall」は、いわゆるJAZZ SOUL系というかフリーソウル系の楽曲として秀逸だと思うのですが、確かマンディ満ちるさんもカバーしていましたよね。



 というわけで、以下ではこの曲をお気に入りの方にお勧めしたい、JAZZSOUL系・フリーソウル系の曲をいくつかピックアップしたいと思います。まずは、女性ジャズボーカリストとして有名マリーナショウの楽曲から「Look at me、Look at you」。渋谷系が流行っていた当時に橋本徹さんが出されていたフリーソウルのコンピに収録されていて知った曲なのですが、当時、超お気に入りでヘビーローテーションで聞いたおりました。ちょいボサノバ風のベースラインとリズムが秀逸で、そこに美しいけど少しもの悲しいメロディが妙にマッチしている名曲です。マリーナショウはほかにもいい曲ありますが、あまりブラック色がなくポップス好きな人にも聞きやすいのはこの曲な気がしてますが、いかがでしょう?



 続いては、Ricard Marreroの「Feel Like Making Love」。この曲は先ほどのマリーナショウもカバーしてますし、ロバータフラックのバージョンのほうが有名であると思うのですが、個人的にはこのRicard Marreroのものが一番のお気に入り。サウンドは全体的にきれいに仕上がっていますし、美しくもの悲しいメロディとのバランスが好みなんですよね。雨の日の日曜日の午後あたりに、そこらのカフェなんかでまったりとしたいときにいかがでしょうか。この曲との出会いは「London Jazz Classics2」というコンピに収録されていたのを聴いて。このコンピは確かシリーズで3作くらい出ていると思うのですが、「1」と「2」はお勧めですね。ちょいブラジリアンテイスト強いですが。


 次は、ちょっとソウル色が強くなりますがオデッセイというバンドの「Native New Yorker」。いわゆるフリーソウル系の代表曲という感じで、今聴いても色褪せてない楽曲だと思いますね。フリーソウル系の楽曲は先ほどの橋本徹さんのコンピから勉強した口なんですが、今の時代でも通じるようなおしゃれな名曲がかなりあるんですよね。



 最後はニューヨークつながりで、エルボウ・ボーンズ&ザ・ラケッティアーズの「Night in New York」。超有名な曲ですので今更説明はいらないと思うのですが、キッドクレオール絡みのダンスナンバーで、前のブログでも何度か紹介してます。個人的に定期的に聴きたくなる名曲でして、そのたびにブログにYoutube貼っているという感じです。


 この曲の思い出として残っているのは、20年前くらい前の話。当時新宿花園神社にあった某クラブで真夜中の3時くらいにこの曲が大音量でかかっていて、そこで独りでカウンターに座りながらじっと文庫本を読んでいた女の子がいたんですね。まったく知らない人なんですが、彼女はなぜあそこで本を読んでたのだろうか? 



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Posted on 2014/09/08 Mon. 02:46 [edit]

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サッカー日本代表のスタジアムでの応援方法は、変わるべきなのか? 

試合を撮影したカメラマンによれば、アギーレは試合後、敗戦にもかかわらず選手に黄色い声を飛ばすファンを、珍しいものを見るような目で眺めていたそうだ。こうしたファンは、世界的にそう多くない。
 試合が終わるや、場内アナウンスが「両チームに盛大な拍手をお送りください」と言えば、その通りに拍手を送る人の何と多いことか。拍手を強要するスタジアムDJもどうかしているが、それにオートマチックに従うファンの方もどうかしている。
引用元

 なるほど、要は「アイドルのコンサート会場」に応援に来るファンと、「サッカー観戦」に来るファンは 同じなのか的な議論になるのですかね。

 このあたりはサポティスタさんあたりが得意とする分野だとは思うのですが、サッカーファンをオタ芸化することは理論的には可能なんでしょう。一部のファンが組織的にスタジアムに集まって「オタ芸」的な応援をすればいいわけですから、無理ではないですよね(もちろん、許される範囲での応援パフォーマンスとなるんでしょうが)。

 ただし、そもそも論としての問題は、上記スポルティバが指摘する「厳しい視線の応援」が、アイドルファンにとっての「オタ芸」のように魅力があるのかってこと。というか、ここまで書いてなんですが「オタ芸」はあくまでアイドルにとっての好意的な応援であるんでしょうし、その日のコンサートのパフォーマンスに対して「歌が下手だ」とか「踊りや振付が酷い」とか野次を飛ばすような、ある種の評論的なパフォーマンスではないと思うんです。なので、サッカーのパフォーマンス批判応援と比較対象として考えること自体がおかしいのかもしれませんね。

 そう、ふがいないパフォーマンスに対して「評論的なパフォーマンス」を行うというのは、コンサートの観客の応援とは別物である気がします。

 じゃ「評論的なパフォーマンス」として、なんとなく近いものは他に何かあるのかと考えてみますと、たとえば「ディベート」なんかは近いのかもしれません。ある人の意見に対して、無条件に賛同するような提灯ディベートではなく、きちんと良い悪いを判断して応答するという類のものであるのなら、それは「評論的なパフォーマンス」に近いと言えると思うんですよ。

 あと、国会での正当なヤジとかも同様でしょうか。野次に正当もくそもないという意見もあるかもしれませんが、少なくとも意見を戦わせているところは評論的な要素はあると思います。

 というわけで、サッカーの試合の内容に応じた評論的なパフォーマンスを行うことは、「ディベートに参加して意見を言う」ことや「国会で野次を飛ばす」行為に使いとすると、それを日本のサッカーファンに求めることは簡単なことなのか、それとも難しいことなのか。

私は難しいように思うなぁ。理由はそういう文化がないと思うから。オタ芸化は可能だと思うけどね。

 まぁ私は飯や菓子でも食いながらテレビでサッカーを見て、試合後に内容を評論するのは好きなんですが、スタジアムに行って何かをパフォーマンスするというはあまり魅力ないんですよね。もちろん、ファンがスタジアムに行ってお金を落としてくるというのは大切な資金源だと思うし、お布施しろという意見もあるかもしれませんが、ソーシャルゲームのアイテム課金のように「濃いファンからお金取って」「ライトなファンは無料」というビジネスモデルもあるわけで、それと同じということで勘弁してください。


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Posted on 2014/09/07 Sun. 12:35 [edit]

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アギーレ日本代表は韓国代表的だった 「日本代表対ウルグアイ代表」感想文 

つまり、「サッカー場での敵対感情というものと差別意識というものは違うのだ」と言いたいのである。
引用元

親韓国派の後藤さんには、このアギーレ日本代表の初戦はどう映ったのだろうか? って冒頭からなぜに韓国と思われた人もいるかと思いますが、今日の日本代表の戦い方って非常に韓国代表ライクだったと思ったので、まずはそこから。

 まぁJリーグの韓国人監督のチームも同様かもしれないけど、フィジカル重視で前からプレス→ショートカウンター特化スタイルって、なんとなく韓国代表のスタイルというイメージなんですよね。

 「チェルシーだって似たようなもののじゃないか」と怒っている人もいるかもしれないけど、まぁ、どちらかというばそうですよね。確かに縦に早い攻撃はプレミア勢は得意ですしプレスとショートカウンターだって基本戦術といえるくらい重視してます。ただ、個々の選手のフィジカルやテクニックが高いので、戦術的に同じようなスタイルでも選手のパフォーマンスで比べると、似て非なるものにも見えるんです。

 さて、では日本代表と韓国代表も戦術は同じでも「選手の個の能力」で違いが出るのでしょうか? ザック日本代表のメンバーで比べるならきっと「差」は出ますよ。でも、でも、今日の面子だと、どうなんだろう。まぁ、まだ1試合だけなんでなんともいえないけど、非常に韓国代表ライクに見えてしまったんだな。目の錯覚かぁ? ゴシゴシ。

■守備はゾーンだったと思うけど

 守備戦術についてだけど、誰かがマンマークと書いていたけどそうではないですよね。ちゃんとゾーンで守備してました。ただし、ちょっと揺さぶられると、あまり連動してないように見えた。ウルグアイ代表がうまかったというのもあるんでしょうが、攻撃的なプレスと、守備的なゾーンディフェンスがもう少し使い分けられるようになるといいのかもしれない。そうなれば、より、韓国代表みたいになれるはずだよ(笑)。

 ゾーンディフェンスは壊れたらマンマークに移行したり、相手の2列目、3列目の攻撃参加に対しても誰かがケアする必要があるわけだけど、そのあたりの対応は基本、中盤の選手にがんばってもらいたいところですかね。もちろんケースバイケースなんだろうけど。韓国代表目座すなら中盤のダイナモのプレス力がものをいうからね。
 
■本田はウイングじゃないだろ

 最後に本田さんだけど、ウイングは機能しないし、使うならそこじゃないと思うけどなぁ。まぁ、単純に戦術から逆算してそこのポジションになったんだろうけど、私はウイングで起用するんだったら、まだ中盤のほうが生きる気はする。もちろん運動量と守備の不安はあるんだけど、本田の場合、中央にいたほうがゴールに絡めるプレイがしやすいと思うし、攻撃力を生かすならサイドではないのかなって。強豪が相手の場合はメッシ的にワントップにするかベンチにして、格下相手の場合はボランチというほうがいいと思うんだけどどうかしら? 

 あっ、そういう起用法すると韓国代表みたいではなくなっちゃうね。テヘ。

 まぁ、もちろん韓国代表だっていいですよ。試合に勝てればね。でも、勝てなかったら?? 


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Posted on 2014/09/06 Sat. 02:34 [edit]

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身体能力のことばかり言うのは差別? フェアプレーとマリーシアは相反する? 

「身体能力」の事ばかりを言い立てる解説者などは、バナナを振るよりずっと悪質な差別を行っていると言えるのではないだろうか。
引用元

いや、別にそれは普通に差別じゃないと思うけど…。

――日本の特徴にフェアプレーがあるが、明日のウルグアイはマリーシアに長けている。そこは日本が足りないところだが、フェアプレーとマリーシアという相反するジレンマを解消するための方法はあると思うか?(小谷紘友/サッカーキング)
引用元

うーん、普通に「フェアプレーとマリーシアという相反するジレンマ」ではないと思うけど。別物では? そんなアホな質問するよりか、もう少し戦術的なお話を聞いてほしかったんだけど、そういう質問は日本サッカー協会から禁止されているんですか?




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Posted on 2014/09/05 Fri. 02:34 [edit]

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「セルジオ越後の天国と地獄」に対して、セルジオ越後ライクに反論 

僕は、残念な気持ちでいっぱいだよ。この4年間の反省が生かされず、ザッケローニの時と同じように興行優先のメンバーになってしまった。
引用元

セルジオ越後節といえば聞こえがいいけど、上記のコラムはひどいね。ただいちゃもん付けているだけでしょう。「欧州リーグは開幕したばかり」はその通りだけど、そのタイミングで代表戦をカレンダーしたのはFIFAだし、日本代表のみならず欧州の代表チームも同じ条件で選手を招集して起用しているんですけどね。距離の問題はあるかもしれないけど、別にこのタイミングで欧州の選手を招集するのはそれほど編ではないはずです。

「スポンサーやテレビ局のため」は別にそれだとしてもまったく悪くはない。じゃあ何ですか、日本代表はスポンサーは切り捨ててテレビ中継も止めにしますか? そうなればそうなったで、また文句いうだけでしょう。新監督の晴れ舞台でテレビ中継がないとはけしからん。日本にはサッカー文化がないって。

「代表は罰ゲームで欧州のクラブで輝けない」論も同様。欧州組を招集しなければしないで、きっと文句を言うと思うけどね。

「もう代表に招集されるべきではないと思う選手まで選ばれている」も意味不明。お前が監督ならそうしてもいいけど、そうじゃないんだから誰を選ぼうが勝手だ。リベンジという意味での招集もあるかもしれないし、監督が代われば輝く選手だってたくさんいる。

 人気重視って言うけどサッカーはプロスポーツですから、そういう要素も当然あってしかるべきだと思うけどね。人気もあって実力もあるのが理想だし。人気あること=ダメではないはず。そもそも親善試合だし、まだ新監督になって1試合も行ってないんだから、良い悪いの評価もできないはずえすが。たとえば、人気だけある選手がいたとして、その選手が機能しないけど何度も招集し試合に負けて、それでも招集して起用し続けて、そのせいでまったく勝てないとなればそれは「人気重視」で問題と言えると思うけど、現状、そういう状態の選手は一人もいないはずですよね。

「リーグで結果を残してない云々」も考え方次第ですよね。まぁ、まだ初戦ですし、今後そういう観点でのセレクトでも遅くないのではないかな。自分の戦術に合う合わないというのもあるのかもしれないし、代表チームが「単なるセレクターというかオールスター」でないというのは、もしかしたら、いいことかもしれないじゃないですか。

「クラブで活躍している者だけに代表の資格がある」だって、別にそういうルールがきちんと明示されているわけではない。ぶっちゃけ、勝てば誰が選ばれても問題ないとも思っているし。

「注目を浴びすぎて若い芽が潰れてしまうリスク」と「代表の重みや価値が著しく低下」については、選考方法や選考基準の問題ではないと思っている。それは教育の問題であり、選んだ選手にきちんと代表での振る舞いや代表の重みの歴史を教育していくことが大切であると思っている。もちろん選考基準の問題というはあると思うけど、メンバー固定したらしたで誰かさんは文句を言うわけで(笑)。アジアカップからスケジュールを逆算すると、別にこのタイミングで門戸を開くのはありなんじゃないかな。

以上、セルジオ越後にセルジオ越後的に反論してみました。

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Posted on 2014/09/05 Fri. 02:18 [edit]

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香川選手のドルトムント移籍と、チェフ選手の残留について 

■香川選手のドルトムント移籍について 

そもそも、ファーガソンが香川を獲得した狙いは何だったのか? それまでのファーガソンサッカーといえばサイドハーフにウイング的な選手を起用する「4-4-2」を重宝していたわけだが、そのスタイルに幅をもたらすための香川の補強だったんでしょう。チャンピオンズリーグで優勝するためには、もっと人とボールが動く流動的で攻撃的なスタイルが必要であると考え、そのために香川を獲得した。予算の問題もあったのかもしれないが、それだけの理由で香川を獲ったとは考えられないし、シャツを売るために獲得したとも思えない。ある程度は香川の力を認めて獲得したのは間違いないはずだ。しかしながら、その目論見は失敗に終わってしまった。ファーガソン自身が監督を辞めるというアクシデント(?)の影響もあったとは思うが、要はファーガソンが当初考えていたとおりに香川を生かせなかったというのが最大の理由なんでしょう。

では、なんでファーガソンは香川を生かせなかったのか? 答えは簡単で香川を生かすサッカーをするためには、香川をうまく使える選手が必要だし、もっと言えばそのためのシステムも必要なのに、それを用意しなかったからだ。ほら、私の大好きなぺケルマンがアルゼンチン代表監督時代のソリン・システムを思い出してもらいたい。あのチームでぺケルマンはサイドバックのソリンを左サイドバックに起用し、彼に攻撃の自由を与える「左サイド・リベロ・システム」を採用していた。ぺケルマンが攻撃参加したときの守備の穴埋めは約束として決まっていたし、攻撃陣もソリンが攻撃参加でペナルティエリアに入ることを認識していた。

つまり、チーム戦術としてソリンの攻撃参加が共有されていたわけである。一見ソリンが好き勝手に攻撃参加しているように見えても、その事自体がチームに戦術として消化されていたのだ。もし、ソリンが監督や戦術を無視して好き勝手に攻撃参加していたら、ソリンのポジションが穴となる可能性が高いわけで、それはチームとしてよろしくないわけである。で、香川の攻撃スタイルはそのソリンに似ていると思っているのだが、それならばぺケルマンのアルゼンチン代表と同様、香川に自由を与えるためのシステムを共有しないといけないわけです。香川が攻撃参加したあとのスペースはきちんとシステムとしてケアされるべきだし、香川の攻撃参加を周りの選手がうまく利用しないといけないというわけ。

もちろん香川自身がプレミアの男サッカーになじめなかったというのもダメだった理由の一つであると思うが、ただ確認しておきたいのは、ファーガソンはけっして「香川をプレミアのスタイル、というかマンチェスターユナイテッドの伝統芸になじませるために連れてきた」のではないということだ。もちろん伝統芸と香川の50対50の見事な融合を望んでいたんだろうけど、それをやるにしてもある程度のシステムでの保管は必要であったはずだ。まぁ、いろいろとシステムも香川用にアレンジしていたのかもしれないけど、残念ながら使いこなせなかったということだ。

 というわけで、ドルトムントに戻ることになったわけだが、復活できる可能性はかなり高いと思っている。なぜなら、ぺケルマン監督がソリンを生かせたように、クロップ監督は香川を生かす術を心得ていると思うし、その手腕もあるからだ。

■チェフ残留について
 
どこかのネット記事で「チェフがツイッターで残留宣言かっこよい。チェルシーファンよかったね」的なものを書いていたみたいだが、果たして本当によかったのかは現状ではわからないです。なぜならチェフはセカンドゴールキーパーという器ではないと思うし、移籍したほうが試合に出る機会が増えたと思うから。もちろん、チェルシーファンの誰もがチェフを愛していると思うけど、チェフのことを本当に思うならチェルシーから去るべきだったと思うし、そうなることのほうが残留よりも喜ばしいことだったと思うんですよ。

そもそも、たぶん、今回は残留は「本当は去りたかったんだけど、ほかに行くチームが見つからなかった」だけだと思うし、「他のチームからオファーがあったけど、それを蹴ってチェルシーのセカンドゴールキ-パーの地位を優先した」ものではないと思うわけで。そう考えると、別に残留宣言だってかっこよくもないわけです。穿った見方をするとね。
 
モウリーニョがレアルマドリーでカシージャスとひと悶着あったのは有名な話なわけですが、今後チェルシーにおいてもチェフの扱い方次第では同様のケースに発展する可能性だってあるわけです。
 
クルトゥワとチェフをきとんとポジション争いさせることができれば問題ないと思うけど、GKという特殊なポジション事情もあり、たぶん調子の良い悪いに左右されずに「第一GK」「第二GK」と明確に差別化すると思うんですよね。
 たとえばクルトゥワが調子を落として負けた試合があったとして、次の試合でGKをチェフに代えたとしましょう。そのまま今度はチェフがミスするまでクルトゥワをベンチに置くんでしょうか? 怪我での交代はあるけど、ミスによってGKをとっかえひっかえすることはないと思うんですよね。ましてはモウリーニョはバックラインはあまりいじらない監督なわけで、1試合ずつ交代でGKを変えるなんてベニテスみたいなことだってしないわけです。

カーリングカップでの起用や過密日程時にはもちろん「2枚体制」もあるんでしょうが、ファーストチョイスはクルトゥワと決まった以上、なかなかチェフの出番は回ってこないと思われます。はたして、それがチェルシーファンにとってうれしいことなのか? チェフにとってもうれしいことなのか?


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Posted on 2014/09/04 Thu. 02:24 [edit]

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プレミアリーグ「スパーズ対リバプール」感想文 合わせてユナイテッドの補強について 

 スパーズは守備から構築したいいチームになりそうですが、選手の入れ替えの激しさがこの試合では仇となった感じでしょうか。まぁ、まだチーム作りの途中という感じですし、長期計画から考えるとこの負けは納得に近いのかもしれません。ただ、あえて敗因を挙げるとすれば、後半の稚拙なミスになるんでしょう。前半の失点は仕方がないとしても、後半の守備面でのミスは間違いなく余計でした。PKを与えたプレイとか、ちょっと軽率すぎですよね。守備組織はよかったけど、個の守備力に問題があったといえるのかな。

 その点、リバプールは組織も個も守備がしっかりしていたのは素晴らしい。もともとロジャーズ監督の戦術は優れているので、そこに個の守備力が加われば怖いものないです。その固い守備にプラスして、バロテッリという元悪童ゴールゲッターをうまく起用しているのは、さすがロジャーズ監督という感じか。スアレスの扱いといい、ロジャーズは悪童を扱うのに長けているようですね。というわけで、バロテッリはスアレスの代わりになるのか? と聞かれたら、「うん」と答えたい。ゴールの嗅覚のみならず、パスも出せる選手ですからね。かなりやるでしょう。まぁスパーズもリバプールも、どちらもチェルシーにとっては嫌な相手ということですよ。

さてマンチェスター・ユナイテッドがファルカオを獲るようですが、ファンハールがプチスター軍団をどうまとめることができるのか注目です。にしても、今期のユナイテッドの金遣いの荒さは何なんでしょうか? ファーガソンのチームを根本から刷新ということなのかもしれないけど、はたして、それがうまくいくのかは疑問です。エルナンデスと香川を放出したのは正解だとは思うけど、上記のリバプールやスパーズと比べて守備組織が構築できているとは思えないというか「守備からチーム作ってない」のは、長いシーズンを考えると不安ではないでしょうか。サッカーでは攻撃は水物なところがあるので、守備が安定してないと不用意なところで勝ち点を落とすケースもあると思うんですよね。もっとも、タレントがそろったことは間違いないので、彼らが爆発すればユナイテッド復活の可能性は十分にあるのも事実。ファルカオはアーリークロスに合わせるうまいし、「前後分断サッカー」には持って来いのフォワードなので、3-5-2でも生きるかもしれないし。というか、モイーズスタイルでも生きたかもね。

 まぁ、何にせよチェルシー的には、目の前の敵をひとつひとつ叩くだけですが、今期のプレミア上位争いはし烈になりそうですね。


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Posted on 2014/09/02 Tue. 02:21 [edit]

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2014-09