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サッカーをTVで楽しむことは邪道なのかい? 


「サッカーの本当の楽しさは、スタジアムで生観戦しないとわからない」

たまーに、このようなことを言う人がいますが、果たして本当?

確かに、サッカーの試合はお客さんが観戦していないと始まらないところはあるんだろうけど、だからといって「サッカーをTVで楽しむこと」が偽物であるとは言えないのではないか。

そう。「サッカーをTVで楽しむこと」も「スタジアムで楽しむこと」も、どちらも体験には変わりないし、それって極論で言えば、「違う体験」と捉えるべきなのだ。

たとえば音楽における「ライブ観戦」と「CD鑑賞」が、その違いに近いみたいな。

どちらも、音楽を楽しむ行為ではあるのだけれど、その楽しみ方が違うみたいな感じ。


以下で引用する『FANTASY CLUB』WIRED日本版編集長によるライナーノートに書かれていることは、非常に興味深い。


ライブは、その現場に行かなくてはいけない。ゆえにそれをしてコミットメントの証とされる節があるけれど、そのとき現場にいさえすれば、何かが確実に与えられるものでもある。加えて音楽に向き合わずに済むための仕掛けもふんだんにある。けれども、アルバムは、それ自体では実は何も与えてはくれないもので、それは自分から能動的に語りかけ、向き合うことをしなければ、ウンともスンとも語りかけてはくれない。まず自分が自分の意志で「読解」しなくてはいけない。「聴く」、もしくは、「読む」という動詞は、明らかに、能動詞なのだ。引用

ここに書かれているのは音楽のことではあるが、サッカー観戦にも通じるところがあるのではないか。

スタジアム観戦⇒コミットメントの証、現場にいさえすれば、何かが確実に与えられるもの
テレビ観戦⇒自分から能動的に語りかけ、向き合うことをしなければ、ウンともスンとも語りかけてはくれない


サッカーの場合、スタジアムであれ、テレビであれ「見る」わけで、そこは音楽と違って同じなのかもしれないけど、要は、それぞれで「楽しみ方」が違うところはあると思うのだ。

テレビ観戦のほうが「能動さ」を求められるとまで書くと、スタジアム派の人に怒られるかもしれません。

けど、現実的にスタジアムの観戦位置によってはTVで見るほうがいい場合もあると思いますし、録画しておけば何度も同じシーンを見れるという利便性だってあるわけで。要は、TV観戦はそれで「スタジアム観戦とは違う楽しみ方」ができると言いたいわけです。

少なくとも、偽物の体験と断定するのは間違いであると思うし、TV観戦という体験も1つのサッカーの楽しみ方であるのは間違いないハズである。

というわけで、今までありがとうスカパー! 


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Posted on 2017/06/03 Sat. 01:51 [edit]

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