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練習試合「チェルシー対インテル」感想文 アザールシステムからの決別? 

単純にフォーメーションだけ見れば、モウリーニョがチェルシーに復帰したときのイメージに近いですが、きっと哲学的なところは違うのでしょう。3バック以前のコンテ時代にも近い気もしますが、要はフォーメーションだけ見れば4バックの「4-3-3」でしたね。まぁ、これがすべてなのかはわかりません。まだ1試合しか見てないし、メンバーもテスト中である感じでしたので。

ただ、この試合を見た感じではコンテの5バックとは明らかに違ってました。この試合のスタイルがデフォルトなら「ウイングバック⇒サイドバックに変更」「ウイング⇒中盤の守備もある程度課す」といったあたりは昨年からの大きな変化となる感じですかね。

守備。昨年までのリトリートメインから、「前から積極的なプレス」するスタイルに変化したようには見ていて感じられました。FWとMFが連動したプレスを仕掛けるスタイルとでもいいますか。もちろん、ボールの位置によって前からプレスしたりリトリートしたりするんでしょうし、そういう前からプレスするスタイル自体は別に新しくもない戦術なんでしょう。ただグアルディオラのチームみたいな「ボールを奪われた瞬間にプレスして、相手に絶対ポセッションさせない」的なスタイルではないようにも感じました。

攻撃。いわゆる「ボランチを経由するスタイル」になる感じでしょうか。少なくとも「カウンター頼み」なサッカーではないようには感じました。ボランチというか中盤が攻撃に絡んでウイングにボールを預けてから仕掛けるサッカー? サイドバックも、それなりに攻撃に絡む感じで、モウリーニョがある時期やってた「センターバックを4枚並べる」最終ラインでないのは確かですかね。

というわけで、現状、気になる点をいくつか。

・アザールがチームに残るかわかりませんが、どちらにせよ「アザールシステムからの決別」は実行されるのでしょう。
・ここでいう「アザールシステム」とは彼の攻撃力を活かしつつ、守備の負担を軽減する戦術のことを指すわけですが、サッリがウイングにアザールを 配した場合に彼が活きるのか? まぁベルギー代表と同じくらいには活躍できるんでしょうし、モウリーニョスタイルみたいに「ウイングが相手サイドバックをガチで見る」感じではないようなので問題はないか?
・中盤の底はジョルジーニョで決まりなのかわかりませんが、そうなるとカンテはどうなるのだろう。つまりカンテとジョルジーニョの共存という形はあるのか。きっとあるんでしょうけど。
・サイドバックは攻撃力に比重置くのかしら? とすると昨年までウイングバックだった2人がそのままサイドバックにスライド? とすると、我らが大将アスクリピエタはどうなる?
・バカヨコとかドリンクウィーターとかって、あまりポゼッションスタイルに向いてない気もするけど、彼らにチャンスはあるのか? この試合の前半スタメンだったバークリーあたりは、逆に比較的フィットしそうなイメージはありますが…。ポゼッションならセスクも合いそう?
・4バックでボランチが攻撃的でセスクとか配したり、アザールウイングというスタイルって、モウリーニョ時代にもやって失敗したイメージがあるけど、大丈夫? 
・というか、これからもっと補強するので、中盤やウイング、サイドバックの人選は大きく変わるのか。


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Posted on 2018/07/29 Sun. 16:04 [edit]

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サッカーロシアワールドカップ総括 ハリルがボランチを経由させない理由なんて知らない   

ハリルさんがやっていた『ボランチを経由しないサッカー』とか日本の暗黙のゲームモデルではあり得ないわけで(笑)
(中略)
バルディがハリルホジッチを評価しているのは、そこに『裏』へのアプローチを意識づけたことです。
引用元

こちらの記事、全体的にはおもしろいところが多いですが、「ボランチを経由しないサッカー」と「そこに『裏』へのアプローチを意識づけたこと」の関連性をどう考えるのかってのは、今回の「裏W杯」を振り返る上でポイントになる気はします。

要は「ハリル続投だったら、どうだったのか?」とか「西野監督で勝てたのはハリルのおかげ」的な論評に対して、どう考えるみたいな。

個人的には「ボランチを経由しないサッカー」という見方には同意ですが、「そこに『裏』へのアプローチを意識づけたこと」という評価に対しては懐疑的だったりします。「『裏』へのアプローチを意識づけた」のではなく、どちらかというと「『裏』へのアプローチに限定しようとした」感のが強いという意見です。あくまで、個人的な感想ですが。

で、たとえば、今回のW杯のロシア代表。チェルシーファン的には、あのスタイルは理解できますが、普通に考えると「クソつまらないチーム」というか「おもしろみがないチーム」であったと思ってます。もちろん、何が面白いかなんて人それぞれですが、モストボイという天才をが生まれた国のサッカーとは思えない創造性のないスタイルであったとでもいいますか。

まぁモストボイなんて現代サッカーでは通じないという意見もあるんでしょうが、私はそこまで悲観的でもないわけでして。


要はある種の信念があれば、魅力的で創造的なサッカーというのは不可能ではないと信じたいんですね。で、それを実践するには「ボランチを経由しない」戦術とか「裏しか使えない」スタイルでは実現不可能だと考えるわけですよ。もちろん、今回のロシア代表の形だってサッカーであることは間違いないですよ。

考え方によっては、超ムダのない、洗練されたスタイルだったのかもしれない。

でも、もし日本代表が今回のロシア代表みたいなスタイルに矯正されたとしたら、それは本当にいいことなのだろうか? 矯正したほうが、いい結果がでるのかもしれないけど、そのスタイルに未来や希望はあるのか?

「モウリーニョのあとにはぺんぺん草も生えない」という格言は言い過ぎであると思っているけど、その格言があながち間違ってないことも事実だと思っていたりします。

もちろん、モウリーニョは名将だと思ってますし、ハリルも名将であるとは思いますよ。

でも、名将が必ずしも良いサッカーを演出するとは思ってないし、良い選手を育てるとも思ってなかったりします。むしろ、その逆となる場合もあるのは、これまでの歴史が証明してますよね。


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Posted on 2018/07/24 Tue. 23:40 [edit]

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海外ドラマ「ビリオンズ」を見て雑感 

手加減知らずの検事と、金儲けのためなら手段を選ばないヘッジファンドの帝王。水と油の存在は、容赦なく敵対する運命。最後に笑うのは、果たしてどちらか。
引用元



 最初はあまり期待してなかったんですが、見ているうちにハマりだした本作について。

 検事側の視点と、ヘッジファンド側の視点という上で言うところの「水と油」の両方からの視点で描いていて、その攻防をうまく描いているところが魅力でしょうか。検事側もけっこう汚いことをやっていて、単純な勧善懲悪な展開となっていないところと、うまくどんでん返しを取り入れている展開も個人的には評価しています。

 まぁ正直、この手のお話にどのくらいリアリズムがあるのかわからないのですが、素人の私に「なんとなくのリアリズム」を提示しているところは、今どきの海外ドラマの基本というところでしょう。あまりに陳腐なストーリーですと、いくらドラマと割り切って見ていても辛いだけですからね(Huluで少し見た、日本のドラマ「モズ」とかは、なかなか厳しかった。「ミスシャーロック」もなぁ…)。

 で、物語には直接関係ないのですが、この作品にはアメリカのスラッシュ・メタルバンド(とは言わないんでしたっけ?)メタリカの
メンバーが本人役で出演して、ヘッジファンドの帝王の大物ぶり(?)というか人柄を演出していたのは、なかなか興味深かったです。

 今のアメリカで、現実的に聞いている音楽や支持しているミュージシャンとその人の階級が明確に別れているのかわかりませんが、そういう描き方ができる文化というものは、良くも悪くもあるのでしょうかね?

スプリングスティーンは、僕が高校生の頃、僕の世代においても幅広く熱く支持されていた。たとえば彼の"リヴァー"のような曲は労働者階級の敗北的な人生のバラードだが、それは日本で暮らすブルーカラー層の思春期にとっても実に身近なメロドラマだった。引用元



 ちなみに上の引用のようにブルース・スプリングスティーン世代=労働者階級的な話はよく聞くわけですが、「日本で暮らすブルーカラー層」のメロドラマって表現はかなり違和感があります。日本のブルーカラー層がどのあたりを指しているのかわかりませんが、そういう人たちが本当にブルース・スプリングスティーンを聞いていたのでしょうか? ほんと?

 まぁ、某首相だった人が、Xジャパンを歌っていたわけですし、誰が何を聞いているかなんてわかりはしないのですが…。

Posted on 2018/07/22 Sun. 19:16 [edit]

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サッカーロシアワールドカップ プチ総括  

クラブチームよりも、代表チームのほうがわかりやすいのか?
そして、クラブチームよりも、代表チームのほうが楽しみやすいのか?

個人的には、特にわかりやすくも感じないし、楽しみやすいとも感じないけど、世の中の注目度が高いのだけは感じている。

極論でいれば、それがサッカーワールドカップの魅了なのかもしれない。

で、フランス代表。ポグバとカンテの中盤というのは理想的だった気はするが、正直、それほどインパクトがあるチームではなかった気はしている。タレントがいるわけでもないし、戦術的におもしろいわけでもないし。

もちろん、それでもワールドカップで優勝したことは重要である。

ジダンがいたころのフランス代表がワールドカップで優勝したのと同じくらい重要なのだ。

まぁ、今回のチームとジダンのチームとでは、たいした違いはないのかもしれないけど。

誰が水を発見したのか分からないが、魚ではないだろう
マーシャル・マクルーハン





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Posted on 2018/07/16 Mon. 21:45 [edit]

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チェルシー新監督にサッリ氏が就任した件について サッリの哲学とチェルシーの流儀 

噂されていたサッリ監督の就任が、ようやく決定したようですね。

セリエAで結果を出してますし、評判も非常にいいようですので期待したいですが、まぁ「チェルシーでの監督」なので、あまり過度な期待は禁物であるのは言うまでもないところです。

モウリーニョやコンテだって就任当初は長期政権を期待されていたわけですが、結果はご覧の通りだったわけですし。

で、この際、コンテやモウリーニョがなんで失敗したのかを考えてみると、以下の原因が考えられるのかなと。

・フロントと監督の補強方針が合致してなかった。スター選手と水を運ぶ選手とのバランスなど。
・プレミアリーグがフィジカルバカが多い特殊なリーグなので、うまくいかなかった。
・プレミアリーグ特有の過密日程とチャンピオンズリーグとの掛け持ちを考慮したローテーションが機能しなかった。


ざっくりと考えると、こんなところが原因でしょうか。
もちろん今の時代、ファーガソンやベンゲル的な長期政権は現実的ではないのかもしれませんが、10年くらいやってもらいたい気はするわけで。サッリ監督には、ぜひそこを目指してもらいたいところです。

まぁ、まずは「2年は頑張れ」というあたりが、現実的なところかもしれませんが。

またディレクターのマリア・グラノフスカイアは「マウリツィオを心から歓迎するとともに、彼ならではの哲学がチェルシーに注ぎ込まれることを楽しみにしているわ」とコメント。
「マウリツィオはナポリで欧州を席巻するフットボールを披露した。あの攻撃的な姿勢と手法を、ぜひこのクラブでも発揮してほしいわね」
引用元

マリアさんは「彼ならではの哲学がチェルシーに注ぎ込まれる」と言ってますが、これまでのチェルシーの歴史を考慮すると「その逆もしかり」な気もするわけです。

つまり、新監督には「チェルシーならではの流儀も注ぎ込んでもらわないと続かない」的な感じとでもいいますか。

もちろん、期待値は高いです。ジョルジーニョの移籍決定したみたいですしね。

「どう攻めるか」という解から逆算して導き出されたのがサッリの「トータル・ゾーン」であるとすれば、その攻撃力は今季のセリエA最多得点(94得点)という数字が証明している。DFラインを高く保つことで、相手に広大なスペースを与えてしまうリスクも伴うが、ナポリはユベントス(27失点)、ローマ(38失点)に次ぐ39失点に抑えている。

 ボールを奪われてからの態勢の立て直しの速さと、精度向上を徹底したサッリのこだわりがそれを可能にした。ナポリの選手たちの動きを目にしている現地イタリアの専門家たちは、「国内最強はユベントスだが、最も美しいのはナポリ」と口を揃える。おそらく、その見立てに間違いはないだろう。
引用元

「トータルゾーン」ですか。この記事内容が本当なのかわかりませんが、このあたりの戦術や戦い方に注目しつつシーズンを楽しみたいところです。


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Posted on 2018/07/15 Sun. 12:56 [edit]

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アンチフットボールについて、アンチフットボールをする側の理論から考えてみる 

アザールとクルトゥワからアンチフットボール批判が出て、「チェルシーのお前らが言うか!」というツッコミが満載だとは思うのですが、まぁ許してやってください。要は彼らは、好きでアンチフットボールをしていたわけではないということなんでしょう。

まぁ「戦術」ですからね、彼らやシャビが嫌うアンチフットボールというものは。

私は、それほどアンチフットボールが嫌いではないのですが、彼らの主張はわかります。

というわけで、今回はアンチフットボールという戦術のベースとなる考えについて分析していきたいと思います。

まず大前提として「アンチフットボールとは、守備でのミスを減らすための戦術」であると言えると思ってます。
ここでいう守備でのミスとは「失点につながる致命的なミス」のことを指し、要は失点につながりやすい状況を作らないような戦術のことをアンチフットボールと定義していいのではないかと考えます。

で、その失点しやすい状況とは以下な感じ。

・下手にポゼッションして攻撃し、こちらの守備陣形が崩れ危険なカウンターを受ける
・最終ラインを不用意に高くして、相手が攻撃しやすいスペースを与える

つまり、「下手に攻撃すること=失点につながるミスを生む」という、ある意味合理的というかチキンな考えがベースとなる戦術なんです。

サッカーというスポーツは攻守が一体となっており、攻撃するということは失点するリスクも高くなるというスポーツなわけで、その「失点するリスク」を無くすことを1番に考えた戦術の一つがアンチフットボールと言えるわけです。

もちろん、その考えはグアルディオラやシャビあたりに言わせると「ノー」となり、「逆だよ。ボールを自分たちがずっと保持していればリスクが少ないんだよ」的な考えとなるわけですが、ただ、そんなシャビたちの「逆アンチフットボール」をするには、それ相応の技術が必要となるわけで。

「そんな崇高なアンチフットボールは、俺らには無理」とショークロスらは唱えるわけです。

さらに、モウリーニョらに言わせれば「シャビらが言う逆アンチは、どう考えてもリスキー。それは本物のアンチフットボールではない」となるのかなと。

「あしたのジョー」という昭和なマンガがありましたが、あれのノーガード戦法に近いかしら? 少し違うか。ちなみに、そのマンガでお互いがノーガード戦法をとって「お互い戦わずに、リング上でにらめっこ」という描写があった気がしますが、これと似たような状況がいつぞやのチャンピオンズリーグ「チェルシー対リバプール」でも再現された記憶があります。

アンチフットボール対アンチフットボール。

攻撃したら負け。そうか、アンチフットボールって「働いたら負け」のニート理論に近いのか。 


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Posted on 2018/07/12 Thu. 00:55 [edit]

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サッカーの未来は明るいのか? 

サッカー選手の育成に関して、代表(というか国家?)がどれくらい関与すべきなのか。

フランス代表におけるジダンたちの世代に対して、「国家」がどれくらい関与したのか?
ドイツ代表におけるエジルたちの世代に対しても、同様。
ベルギー代表における、アザール・ルカク世代ってのも、同様。彼らの出現は、国の育成のおかげ?

ドイツ代表はエジルたちの世代以降は育成が失敗したのか? それとも、エジルたちが異常だったのか。
でもって、メッシはアルゼンチンが育てたのか? それともバルセロナが育てたのか?

 日本代表強化には育成が重要という意見はわかるけど、じゃあ、具体的にどうやって育成するのか?
Jビレッジ的なものを強化? それとも、中学校・高校の体育の授業でサッカーを強化? クラブレベルで国から資金提供とか?
いやいや、そこに税金は使ってほしくないね。

 モウリーニョが以前何かの番組で言っていたけど、全員がサッカー選手として大成するわけではない。成功するのは一部の人であり、ほとんどの人はサッカーで食っていくわけではない。言うまでもなく、プロのサッカー選手というのはリスキーな職業であると思うし、それを考慮して「育成強化」という話を考えるべきなのだ。

 で、数年前にレドナップが言っていたけど、サッカーで遊ぶよりもゲームで遊ぶ子のほうが多くなっているわけで、サッカーの未来はそんなには明るくないはずなのだ。 

そうでもないのかな?


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Posted on 2018/07/09 Mon. 22:50 [edit]

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サッカーロシアW杯「日本代表対ベルギー代表」感想文 

この大会が始まる前に「アメリカンニューシネマ的な戦い方に期待」と書きましたが、このベルギー戦はある意味そのように戦えたと感じてます。もちろん、それを狙ったわけではなく、たまたま結果的にそうなっただけなんでしょうが、たまたまでもそう戦うことは難しかったと思うわけで、まずはそのように戦えたことを評価したいです。

本田と香川の「奴隷からの開放」も演出できた気はしますし、この試合に限らず総合的に考えても西野監督はベストな戦い方ができたのではないでしょうか。もちろん、このベルギー戦に勝てる可能性はあったと思いますし、それが本当のベストだったのでしょうけど。

で、この試合の一つのポイントは「2-0からの戦い方」にあったかと思いますが、ポーランド戦のように試合を殺しに行けば勝てた可能性もあったと考えてます。

例えば、試合終了間際のコーナーキック。弱者ならあそこはショートコーナーで時間稼ぎして延長狙いがベストだったと思いますが、そのようなプレイは行わずに本田選手がまともに蹴って、GKがキャッチ。で、カウンターから失点して、ジ・エンド。

本田選手は、なぜ、時間稼ぎをしなかったのでしょうか。攻撃的なアティテュードが大事だったから? アンチフットボールなんてチョイスはなかったのか。

本来、サッカーというスポーツには「ポーランド戦のラスト」のように勝ちにこだわるための策を打つという戦い方もあると思っているのですが、本田選手の最後のあのプレイはポーランド戦の戦い方に対する一部の世論からのバッシングが影響したのかもしれません。

というか本田選手のプレイに限らず、西野監督の采配もその他の日本選手の戦い方も同様の影響があったのではないでしょうか。


もちろん、「ポーランド戦の最後」のことなんてまったく関係なく、単なるベルギー代表との力の差の問題だけだったのかもしれません。

ただベルギー代表に勝つには、2-0になった時点でクソみたいに時間を稼ぐなど、アンチフットボールに徹して試合をぶっ壊すくらいの「勝ちにこだわる戦い方」をすべきだった気はしてます。まさにポーランド戦の最後のような。みんなに嫌われるような戦い方を。


西野監督やサッカー日本代表のみなさんが「そういうアンチフットな戦い方」を選択しなかったことに対しては、別に不満はありません。

なぜなら冒頭で述べましたように、このチームは成り立ちの経緯から考えて「アメリカンニューシネマ的な戦い方」を行うのがベストであると思っていたからです。


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Posted on 2018/07/03 Tue. 07:32 [edit]

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サッカーロシアW杯「対ベルギー戦」プレビュー&「正々堂々と戦う」とは何ぞや的な 

日本は何としてもベルギーに喰らいつく。日本にはそれが可能だ。そしてどちらにもチャンスはある。ともに高いクオリティを持っているからで、可能性は日本の方が少し高いと私は見ている。日本人の方が機動性が高く、小柄だが頑強でもあるからだ。どんな場面でも的確に位置をとり的確に対処することが日本人はできる。その点で日本に多少のアドバンテージがある。
引用元

さすが、オシム氏。確かに、日本代表にもチャンスはあるのでしょう。あえてチェルシーファンから言わせいただきますと、エデン・アザールは驚異でもあり弱点でもあるわけで、そこをうまく活かせば勝機はあるということです。今期のチェルシーは、まさに、それでジャイアントキリングをやられた事実があるわけで(って、すべてがアザールのせいではないのですが、まぁチームの構造がアザール命だったわけで)。アザールをしっかり抑えて、逆にアザールのところを攻略できれば、不可能な話ではないみたいな感じでしょうか。もちろん、ベルギー代表には他にもルカクとかデ・ブライネちゃんとかクルトワちゃんとか有名人がいますが、監督のマルティネスはエバートンとかでの仕事ぶりを見る限り、そんなに策士ではないと思うから、そこも狙いどころかもね。

 ノーガードの打ち合いという、「アメリカン・ニューシネマ」的な戦術もいいですが、先日のポーランド戦の流れをくんだ「アンチフットボール」というヒール的な戦いのほうが面白い結果を呼ぶ気はしてます。というか、私なら後者を選ぶ。

学校教育のスポーツマンシップを引き合いに出し、「日本の学校の開会式に『正々堂々と戦うことを誓います』という言葉があるが、その国がこれをやったからと、選手も子供と接するときに『正々堂々戦います』と言えなくなったのではないか」と皮肉交じりに語った。
引用元

この話、何を持って「正々堂々」とするかという視点が抜けている気がします。
自分たちがグループリーグ突破という大義名分のための戦術として戦っているわけですから、それは「正々堂々」であると思うし、それに対してどうのこうの言うことがおかしい気はしますね。もちろん、いろいろな意見があってしかるべきだし、言うのは自由かとは思いますが、それはあくまで自分の考えであり、必ずしも正解はひとつではない。

 以前、私は「アメリカンニューシネマ」を例に日本代表の戦い方について書きましたが、映画のストーリーや構成を決めるのは監督の仕事なんですよ。で、その映画を見て批判したり、それに対して「ハッピーエンドでないのはけしからん。教育上よくない」とか指摘するのは勝手ですが、その指摘が必ずしも正しいわけではないと思うわけです。

 今回の日本代表の件も、それと同じ。いろいろな戦い方があり、それをチョイスしたのには理由があるわけで、その考えを理解しないで批判しても説得力はないかなと。


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Posted on 2018/07/01 Sun. 23:05 [edit]

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2018-07