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自分たちのサッカー論 2017秋 

2年後のW杯ロシア大会、ひいては6年後のカタール大会で白星を重ねられるか否かは、いかに自分たちのありようを冷静に見つめ、「自分たちのサッカー」について真剣に議論を重ねていくかにかかっている。
引用元



「自分たちのサッカー」とは、要はスタイル・方向性の定義的なものなんですかね。

これについては私も何度か書いた記憶がありますが、改めて考えてみると、その手の議論ってどうも「戦術論」に偏る傾向が強い気がしております。私も含め。

もちろん、サッカーは11人で戦う団体スポーツですので組織や戦術は大切だと思いますし、もともと日本のサッカーを語る上での出発点が「個(というかフィジカル)がないから組織で戦え」という考え方だった気はしますが、大きな指標としての「自分たちのサッカー論」を考えるうえでは、そのような日本古来の「個が劣るからという考え」には固執しないほうがいい気はしております。

もちろん、現実的に日本にはマラドーナやクリスチアーノ・ロナウドはいないわけですし「個で劣る」部分は多いのかもしれませんが、要はいつの日かその前提から脱却しないと、ある程度のレベル以上はいかないと思うからです。将来像として。

たとえば今のサッカーベルギー代表。彼らは、まさにそんな「個のレベルアップ」から成功しているモデルケースだと思われます。ルカク、アザール、クルトワほか、多くの個の力が出てきた結果、代表チームもレベルアップしたわけですが、これ別にベルギーだけでなく、欧州の代表チームのほとんどが同様であると思うんです。まぁイタリアは組織を重んじている感じは少ししますが、それでも「個がない」かというと、決してそうではないわけです。

要は個があって、その次に組織がある。もちろん、今の日本代表もそういう考えではあると思うのですが、どうもその「自分たちのサッカー」という言葉には、その考えが欠如しているように感じてしまうんですよね。

考えすぎかしら。

今のベルギー代表についてはあまり詳しく知らないのですが、個人的な素人の目線では、そこに「ベルギー特有のスタイルはない」と思っています。

要は日本における「自分たちのサッカー」的な匂いがしないんですね。どの国でも通じる「サッカーの基本的な技術&戦術眼」が秀でているわけで、そこに「ベルギー臭」なるものはあまりないとでも言いますか。

というか、日本代表の選手も同様にワールドワイドに通じる技術を持っていると思うんですが、どうも、日本で語られている「自分たちのサッカー」論でくくらられるとドメスティックでクローズな感じになる気がしちゃうんですよね。アンチワールドワイド的な。

考えすぎかしら。

要は「日本の自分たちのサッカー」は「世界のサッカースタイルと一線を画すもの」という感じが強く、なんというか奇襲的な考えが強いのが気になるといいますか。

まぁ、今の時代、どこも戦術なんて似たようなものですし、日本における「自分たちのサッカー」だって、細かなところの差異化を語っているに過ぎないのかもしれませんが、要はベルギー代表のように「すばらしい個が生まれる土壌」を耕さない限りは、大きな飛躍は望めないのではということが言いたいわけです。

レベルの高い選手を育てて、それに合わせて戦術を考えて、実行するスタイルこそが、「自分たちのサッカー」。

当たり前ですが、基本はそれでいいと思うんです。高さに強い選手がいれば、それを武器にすればいいし、スピードに秀でる選手がいれば、その選手を軸にするのもいい。

まぁサム・アラダイスを監督に招聘すれば、高さに弱くてもロングボール主体の戦術にするかもしれませんよ(しないとは思いますが)。

そういえば、このブログのコメント欄に「外国人とのハーフの選手が出て来ることに期待」と書かれた方がいましたが、思えば、その昔、サッカー日本代表はブラジルからの帰化選手ががんばっていた時代もあったわけです。帰化選手の投入という「個のレベルアップ」が日本代表サッカーのレベルを上げてくれました。ラモスとかロペスとか。なぜに、ブラジルからの帰化選手が多かったのか?
その答えは、わかりませんが、要はそういうなにかしらの出会いや人脈があったからであり、要は素晴らしい「個」があって、そこから「戦術」だったということだと思うんですね。

同様にサッカーフランス代表も移民選手の台頭によってレベルアップした時代がありました。ジダンとかの時代ですね。フランスでは民族問題に発展したところも少しあったみたいですが、そこにも「個⇒戦術」的な発想があったはずです。もしかりに当時のフランス代表に「自分たちのサッカー」なる思想があって、それに合わせて移民の選手が選ばれたとするなら、それはそれで見習いたいところかもしれませんけど。


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Posted on 2017/09/09 Sat. 15:32 [edit]

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