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ハリル「ポゼッションがすべてではない」というメッセージの危険性について 

私が日本に来てから、指導者の方からもメディアの方からも、「ポゼッション」という言葉を耳にする。そして日本のサッカーの教育は「ポゼッション」をベースに作られていると感じた。もちろん、点を取るためにはボールが必要で、ボールを持つことが「ポゼッション」だ。だが、相手よりボールを持ったからといって勝てるわけではない。なので、ポゼッションが高ければ勝てるというのは真ではない。
引用元



言いたいことはわかりますが、デリケートな内容であったと思うので、もう少し言葉の配慮は必要だった気はしますね。
これだと「ポゼッションは悪」という言動に誤解されやすいと思うし、もしそうだとするならそうは違うと思うので。

もちろん、「ポゼッションが高ければ勝てるというのは真ではない」は間違いではないと思うのですが、だからといって「ポゼッションする必要はない」は違うと思ってます。

特にサッカーの指導をする上で「ポゼッション」は重要な要素であると思いますし、練習でそれを磨くことは「良いこと」であって「悪いこと」ではないと思うからです。

あの、アンチフットボールの代名詞的なモウリーニョ監督だって、別に「ポゼッションは悪」だなんて思ってないと思いますし、練習では逆に「ボールを使うこと」にこだわっていたと
記憶しております。

「ポゼッション」「ノンポゼッション」の2つに大きく分類すると、「ボールを使うこと」は前者の要素が強いと思いますし、ボールを使う技術を磨くことには何の問題もないと思うからです。

まぁ、ハリル監督は「過度のポゼッション重視は違う」と言いたかったのでしょうが、そういうニュアンスでは伝わってないと思いますので、もう少し言葉を選ぶべきだった気はします。

繰り返し言いますが、サッカーにおいてポゼッションは悪ではないですし、むしろ、それがベースであるはずです。

『日本のサッカーの教育は「ポゼッション」をベースに作られている』とハリルは言うが、それってダメなのか悪なのか? 

というか、「教育」って、どのレベルでの教育を差すのかわからないですし、そもそも、他の国のサッカー教育はポゼッションはベースになってないのであろうか?


「ゲームプラン・コントロールに合わせて準備しなければならない。例えば引いてブロックを作り、深い位置で守る。それもひとつのやり方」というのはわかりますが、あまりにそれを誇張すると「日本でもサッカーがより人気のあるスポーツになってほしい」という方向に逆行してしまう恐れがあると思うんですね。
 
 


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Posted on 2017/09/30 Sat. 10:30 [edit]

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コメント

ハリル・ジャパンは速攻一辺倒でポゼッション時の攻撃のバリエーションが少ないように感じるんですよね。
そこにはむしろ不安を抱いています。ビハインドの展開ではどうするつもりなのかと。

ボールス #5RWdpE0w | URL | 2017/09/30 22:29 * edit *

Re: タイトルなし

> ハリル・ジャパンは速攻一辺倒でポゼッション時の攻撃のバリエーションが少ないように感じるんですよね。
> そこにはむしろ不安を抱いています。ビハインドの展開ではどうするつもりなのかと。

コメントありがとうございます。私も仰せの通りの考えはあるのですが、多分、W杯本線は速攻を磨けばそれなりの戦いはできると思いますし、変にポゼッションする必要もないのでしょう。ただ、長い目で考えた時の目標をたとえばW杯で4位とかに設定するとするのなら、速攻だけじゃだめだとは思うんですよね。まぁ世界的にサッカーが戦術重視になってきているのかしれないですし、そのトレンドから考えると古臭い思考なのかもしれませんが。

doroguba #- | URL | 2017/10/09 22:43 * edit *

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