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サッカー日本代表 西野監督はW杯でどう戦うべきか?す 

アメリカン・ニューシネマが好きなんで、どうせならそれと似たようなテーマで戦ってもらいたい。

サッカー日本代表の話だ。

ハッピーエンドでなくてもおもしろければいい。つまり勝たなくてもいい、負け方に感動できればOKという考え方だ。

ハリル氏だったにせよ西野監督にせよ、どちらにせよ結果的には大きな差はないと考えている。差があるとすれば、グループリーグを突破できるかどうかくらいの「差」であり、そのグループリーグ突破か否かの「差」は、大きな視点から見れば、それほど重要ではないのだ。

大切なのは結果でない、それよりもアティテュード。しかも、そこに物語性があればもっといいという、考え方のシフトチェンジ。

今こそ日本代表のサッカーも、西部劇からアメリカン・ニューシネマへ転換すべきなのだ。

つまり、考えるべきは「どう死ぬか」であって、「どう生きるか」ではないということ。もちろん、やるからには生きるために戦うんだけど、国民に感動を与えるには「死に方」から逆算して戦うべきなのだ。

アメリカン・ニューシネマ的な負け方とは、いったいどんな? 超攻撃的に戦って惨敗すること? 自分たちのサッカーを敢行して惨敗すること? ハリル氏のやり方を踏襲して「ありがとうハリル氏。やはりあなたは正しかった」というやり方?

あなたは、いったいどの戦い方に感動する?

もう一度言う。大切なのは「死に方」。勝てなくてもいいのだ。記録よりも記憶だ。

ハリル前監督の交代劇は、すでに物語の一部である。本来、その交代劇を狼煙とすべきだが、その見せ方によって物語は大きく変わる。「奴隷からの開放」なのか、それとも「体制側の都合」なのか。

間違いなく今の西野日本代表自体は超「体制の側」に位置している。それを主張すぎると、アメリカン・ニューシネマ的には致命的だ。いくら本田が「奴隷からの開放」を訴えても、「体制に寄り添う犬」と見えてしまえば、茶番で終わる。

つまり、アメリカン・ニューシネマ的な物語で突き進みたいのなら、「奴隷からの開放」というテーマを強力に打ち出すしかないのだ。

どうやって?


閑話休題。


西野監督が試したという「3バック」。そこに、その「奴隷からの開放」というテーマやアメリカン・ニューシネマ的な感動を生む要素はあるのか?

「中盤のワイドの選手ができるだけ最終ラインに吸収されないようなやり方をしたい、できるだけ高い位置でプレスをかけていきたい、というのが西野監督の狙いだと思いますので、今日で言えば吉田選手と僕がやっていたポジションはかなりの運動量が求められ、頭も使ってプレーしなければいけない。

 僕たちが90分間を通してどれだけ相手にプレスをかけられるか、そしてワイドの選手たちをいかに前へ押し出せるかが、
日本の生命線になると思いますので、自分のマークだけではなく、周囲の選手への気配りと全体のオーガナイズはしっかりしていかなければいけないと思っています」
引用元 


5バックでなく、本当の3バック? 確かにそれなら超攻撃布陣はリスキーではあるが、物語が生まれる要素はある。ただし弱点が明白で、そこを突かれて自滅したら物語性は低くなる。相手に先制されて引かれて終了というフラッシュバックは西部劇的でもある。どうリスクを冒すべきかは大切な問題だ。

竹槍で戦闘機に突っ込むことはアメリカンニューシネマ的ではない。それはアホだ。そうではなく、それなりの現実的な勝算を持って戦うべきである。そこに「奴隷からの開放」というテーマが内包していれば、問題ないのだ。

同じ「3バック」でも、コンテ・チェルシー的な「5バック」のが現実的であるのではないか。

その戦術に対しては、あまり日本では良い意見は聞かないけど、ポゼッションを放棄してカウンターに命をかけるやり方だって、アメリカン・ニューシネマ的な演出は不可能ではないはずだ。もちろん、「ありがとうハリル氏。やはりあなたは正しかった」的な結果となる可能性も高いが、そこに本田や香川の「奴隷からの開放」的な要素を組み込めれば、違いは出せるはずだ。以下、「5バック」が良いと思う点。

・良くも悪くも選手の仕事が明白になるのでピッチ上の混乱は避けられる。
・そもそも3バックのスライドでサイドのスペースケアは、現実的ではない。それよりも5で守るのが安定感は増すはず。
・ウイングバックは「サイドのスペシャリスト」として使うなら良いが、「前からプレス」が基本戦術だとすると、機能しない可能性がある。
・「3」だと、相手の「縦ポン」対策が難しい。

何にせよ、ニューシネマ的にも「最終ラインの連携ミスで自滅で失点」というのは一番やってはいけないことだと思うし、そこに気を使うくらいなら、本田と香川の「奴隷からの開放」に気を使うべきだ。

考えるべきは、本田と香川の使い方。

もちろん、やり方は無数にあるし、正解はひとつではないが、大切なのは何かを軸して戦い方を考えるべきということである。


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Posted on 2018/06/03 Sun. 21:21 [edit]

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